海釣り&渓流釣りの日々!四万十市で暮らすセカンドライフ
小林潔さん(66歳)
移住時期/2018年7月末
どこから/東京都
【移住の流れ】
2018年3月頃 下見・東京都「ふるさと回帰支援センター」で相談
2018年5月 NPO面談
2018年6月 空き家見学
2018年7月末 移住
四万十市への移住のきっかけは?
40代の頃から定年退職したら「田舎で暮らそう」と考えていました。
釣りが趣味で、休みのたびに、冬には千葉の海へ、春から秋にかけては東北や北陸、中部地方などあっちこっちの山へ渓流釣りに行っていたので、退職したら思う存分に釣りができる環境に住みたいと思っていたんです。
もともとは土地勘のある東北地方や北陸地方を移住先に考えていましたが、雪が多いことなどが心配で西日本にも目を向け始めて、2018年の春に四国を車でぐるっと回ってみることにしました。
釣りができればどこでもいいんですが、実際に四万十市の海と山を見て「ここがいいな」と思ったので、東京に帰ってからすぐ有楽町の「ふるさと回帰支援センター」で高知県の移住コンシェルジュの方に相談して「NPO法人四万十市への移住を支援する会」を紹介してもらい、面談して空き家を見学して、という感じでしたね。
四万十市に来て楽しんでいることは?
東京で会社員だった頃は週末しか休みがないので、どんなに気象条件が悪くても釣りに出かけていましたが、今はいつでも行けるので、条件の良い日を狙って釣りを楽しんでいます。
四万十市に移住してきた当初は高知県内あっちこっちの海に行きました。今は家から近い、すぐ目の前の海に行くことが多いです。
千葉県の海は釣り人とサーファーだらけで気を使っていましたが、こっちの海は人が少なくていいですね。ただ、コロナ禍で釣り人が増えたのか、平日はいつも私ひとりだったのに、4人もいると人が多いなぁと感じてしまいます(笑)
春から秋は渓流釣りで、愛媛に行くことが多いかな。目的は釣りですが、山登りやキャンプも好きですね。
四万十市での暮らし方で特に変化したことはありますか?
東京ではサラリーマンだったので、今の自由な暮らしは本当に気に入っています。
さすがに自由すぎるかな、と思って、幡多農業高等学校でハウス栽培の作物の管理の仕事をしていますが、仕事は月にたった5日間だけ。
本当に今が一番楽しく充実していますね。
- 移住者交流会に参加する小林さん(2列目左から3人目)
今後やってみたいことは?
家の前に小さな空き地があるので、いずれは家庭菜園をしたいと思いながら3年が経ちました。
ご近所さんが良い方ばかりで、みんな自分のところで採れた野菜をいつも一人では食べきれないくらいお裾分けをいただくので、自分で作らなくてもいいかな、と(笑)
これから移住したい方へアドバイスをお願いします
東京に住んでいた頃のように家の目の前にスーパーやコンビニがあるわけではないですし、近所付き合いが濃密で、ギャップに苦しむこともあるかもしれません。
私は釣りが好きなので、釣りさえできれば他の多少の不自由さは気になりません。
四万十市に住んで、やりたいことの具体的なビジョンや好きなことがあれば住み続けられると思いますよ。