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子どもの頃からの憧れ四万十市へ

更新日:2022年8月12日更新 印刷ページ表示

加洲さんの単体写真

「土佐くろしお鉄道」の運転士として 子どもの頃からの憧れ四万十市へ

加洲 陽太さん(28歳)
移住時期/2018年12月
どこから(出身地)/愛媛県愛南町出身

四万十市への移住のきっかけを教えてください

両親が高知好きで、愛南町の隣の宿毛市や四万十市に子どもの頃から毎週のように遊びに行っていて、自然と幡多地域が好きになりました。

小学生の時、作文に「将来は中村市(合併して現在は四万十市)に住みたい」と書いたことをハッキリと覚えています。

大学は県外に出たものの、就職先は幡多地域で、と思っていたので、戻るつもりで就職活動をしていました。

町づくりや地域づくりに興味があって最初は公務員を考えていましたが、鉄道会社も町づくりに関わっていることを教えてもらってそれもありかな、と思って。

特に電車マニアというわけではなかったのですが(笑)

ただ、大学を卒業する年に第一希望の「土佐くろしお鉄道」には採用募集がなくて、一度、同業他社に就職して徳島県で働いていました。

翌年に運よく「土佐くろしお鉄道」の運転士の募集があったのですぐ応募して、受かって今ここにいます。

定刻通りの列車の運行や速度を守る運転士の仕事は、自分の性格にも合っていると思います。

仕事さえあればなんとかなる、と思っていたので、移住することの不安は特にありませんでした。

四万十市は地元の愛南町よりも便利で、生活に必要なものは大体そろっています。

そんな街の雰囲気が好きですし、鉄道のある暮らしも憧れでした。

加洲さんが列車と写った写真 列車の運転士名が加洲さんになっている写真

四万十市に来て楽しんでいることはどんなことですか?

移住してすぐにコロナ禍に入ってしまったので、イベントが中止になって100%楽しめてはいないと思いますが、走るのが趣味なのでマラソン大会に出たり、定期的にカヌー体験のお手伝いをしたり、アクティビティを楽しんでいます。

四万十ウルトラマラソンは60kmを2度走って、今年は100kmに挑戦します。

列車を運転している時、海や田畑、町など周りの風景が四季によって変わっていくのが楽しいですし、ただ運転するだけでなくてお客さんとのやりとりがあるのはローカル鉄道ならでは、ですね。

四万十市で暮らして、変化したことはありますか?

移住してから以前と変わったことは、自分から人と知り合おうとしていることでしょうか。

四万十市でずっと暮らすと決めたからこそ、知り合いを増やすために積極的に動いています。

町の知り合いが増えると、困った時に相談できたり、とても助かりますね。

今後やってみたいことはどんなことですか?

とりあえず、コロナ禍で中止になっていたイベントが再開されたら、いろいろ参加してみたいです。

将来的には四万十市で結婚して、しっかりと地に足をつけて生活をしたいですね。

仕事も経験を積んで発言権が得られるようになってきたらどんどんアイデアを出して、土佐くろしお鉄道が街にあることの価値を知ってもらえたら、と思っています。

というのも、2019年に宿毛フェリーが休止になった時、まさかなくなるなんて想像してなくて、とてもショックだったんです。

あるのが当たり前だと思っているものが、なくなって初めて価値に気付いてももう遅いです。

ローカル鉄道はどこも大変ですけど、少しでも長く続いてほしいです。

列車内の写真 列車の運転席に座っている加洲さんの写真

これから移住したい方へアドバイスをお願いします

四万十市だからできる趣味をこの機会に見つけてみることをオススメします。

僕の場合はランニングやカヌーで、たくさんの知り合いが増えました!

みんな最初は知り合いゼロの状態だと思うのですが、知っている人が増えると、困った時に助けてくれたり、気軽に相談できたりします。

趣味や仕事で知り合う人のことを本当に大事にするといいと思います。


高知家で暮らすへのリンク<外部リンク>

二段階移住サイトへのリンク<外部リンク>

四万十市への移住を支援する会へのリンク<外部リンク>

四万十市地域おこし協力隊ホームページへのリンク<外部リンク>

ピタマチへのリンク<外部リンク>