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池 洋輝さん(35歳)
移住時期/2021年12月
どこから/岐阜県大垣市
2021年 7月 協力隊募集広告を見る
2021年 9月 応募・面接
2021年12月 移住
子供の頃から天文少年で、天文の仕事に携わってみたいという想いを持っていました。
ツイッターで流れてきた広告で、移住支援サービス「スマウト」に書かれていた四万十市地域おこし協力隊の募集記事「天文台で星空ガイドの仕事をしませんか?」を発見して、居てもたってもいられず応募したんです。
これまで天文業界とは全く関連のない仕事をしていましたが、こんなチャンスはそうそう無いと思い、7年勤めた商社を辞め、移住を決意しました。
天文台で働けることが魅力だったので、四万十市のことはほとんど知らなかったです(笑)ですが、いざ移住してみるととても良いところでした。
昼間は「ホテル星羅四万十」でホテルマンとしてフロント業務をこなし、夜は四万十天文台で星空ガイドとして働くのが基本です。
しかし、あくまでも僕のミッションは、これらを活用して「西土佐を盛り上げること」。単純ですが方法は無限にあり、すべては自分次第です。
早速、観光分野での取り組みを話合う場である観光推進協議会などにも参加させていただき、ただのホテルマン・ガイドスタッフに留まらない活動へと進もうとしています。
四万十市に来てまだ2か月なので、ホテル業務も星空ガイドも習熟できたとは言えませんが、楽しく暮らしています。
感染症に敏感なご時世ですし、最初は、歓迎されるんだろうか……と、漠然とした不安がありました。
しかし、近所にあいさつに回ると、大根をいただいたり白菜をいただいたり、年末には酒を飲もうと誘っていただいたり、と想像以上に優しい方たちばかりで肩の力が抜けました。
公開天文台として全国の調査やイベントに参加し、「星空の街 四万十」のブランド確立に貢献したいです。
前職の知識やツテを活かして、キャンプバーベキューなどイベントの企画も楽しそうですし、狩猟を通してジビエ料理で盛り上げることもできそうですね。JR四国とも何かコラボしてイベントをしたいです!
地域おこし協力隊として移住したい方に向けてのアドバイスになるのですが、最初は「期待に応えないといけないだろうか……」とか、「地元の方たちのお手伝いをしないと溶け込めないだろうか……」といった不安に苛まれる方もいるかもしれません。(僕は能天気なので苛まれませんでしたが)。
ですが、僕たち協力隊は、何かのプロフェッショナルとして呼ばれたわけではありません。任期内に必ずなにか偉業を成すという契約を交わして来たわけでもありません。ミッションはありますが、まずは地元の方たちと仲良くして暮らすだけで、地域の方々は喜んでくださると思います。
自分自身が楽しむこと、楽しく暮らすことを一番に考えてください。始めから「何を成さねばならないか」などはあまり考えずに移住していいと思います。
移住してからも、手厚い研修やサービスなどで不安は払拭できますし、暮らしていくうちに、最初に抱いていた思いや目標などは変わっていくものみたいなので、焦ったり悩んだりせず、柔軟に臨機応変七変化でいきましょう。
四万十市地域おこし協力隊HP<外部リンク>
四万十天文台<外部リンク>
ホテル星羅四万十<外部リンク>