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大ホールの緞帳について

更新日:2022年6月7日更新 印刷ページ表示
 大ホールの緞帳については、本緞帳のみの場合、引割昇降緞帳のみの場合、その両方を設置した場合の3パターンで、設計面での他の箇所への影響等を検証するとともに、他施設の視察、市民ワークショップや利用者の皆さんへのヒアリング等によりご意見をお伺いし、検討を重ねました。
 その結果、本緞帳と引割昇降緞帳両方を設置した場合、バトンを1本減らす必要が生じ、演出の可能性が狭まることを確認しました。また、引割昇降緞帳のみの場合に比べ、本緞帳の場合は経費が増額となり、両方設置する場合はさらに増額となることが想定されました。
 また、利用者からのご意見として、和を演じる方からは本緞帳の要望が、和以外を演じる方からは引割昇降緞帳の要望が多く、見る側の方からは、緞帳を見に行っているわけではないので、事業や運営にお金をかけてもらいたいとのご意見を多くいただきました。
 こうしたことを踏まえ、これから50年先の可能性も見据え総合的に判断した結果、バトンの数を減らさずに上下左右に開くことで機能面を確保できる引割昇降緞帳のみを設置することとしました。
 新施設の緞帳は、多くの方に利用していただけるよう、和洋どちらでもあう柄にし、なるべく重厚感のあるものにするよう進めてまいります。
 ワークショップやヒアリングにご協力いただいた皆さんには、貴重なご意見をいただき本当にありがとうございました。