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四万十市こどもサミット
四万十市こどもサミットを実施しました
8月20日に、しまんとぴあにおいて、四万十市こどもサミットが開催されました。
「みんなのふるさと『四万十』をもっと良くしよう~いつまでも住み続けたいまちであるために~」をサミットテーマとして、市内16小中学校の児童会・生徒会等の代表がグループに分かれて話し合った結果、9つのコミュニケ(声明)が発出されました。
このコミュニケは、こども基本法に基づくこどもたちの意見として、四万十市の政策検討・運営にあたって尊重することとしています。
コミュニケ(声明)
Aグループ(西土佐小学校、竹島小学校、八束小学校、東中筋小学校)
このまちのみんながもっと仲良くなるためにあいさつをしよう。
(理由)
あいさつをされると嬉しくなるし気持ちが明るくなるからです。明るい気持ちになると、みんながもっと仲良い四万十市になると思います。そうすると、みんなにとって四万十市はずっと住み続けたい町になると思います。
Bグループ(中村小学校、中筋小学校、蕨岡小学校)
このまちの交流人口を増やすため、あいさつ運動や行事を増やすことで地域の中と外とのつながりを深めてください。
(理由)
あいさつは、地域の人と外の人に関わらず、あいさつをする人同士の距離を縮め、関係を深めることができるから。また、こどもが集まったり参加できる行事を増やすと、こども達の賑やかさで大人も更に元気になるし、他の町からもたくさんの親子連れが四万十市に来ることにつながるから。
四万十市のこどもの体力づくりのため、体を使って遊べる施設を増やしてください。
(理由)
外遊びや遊具遊び等の体を使った遊びは、体力をつけるだけでなく、ネットやゲームなどへの偏りを少なくすることができるし、友達とのコミュニケーションも深まるし、この町の自然と親しむことができるから。
Cグループ(具同小学校、下田小学校、大用小学校)
スポーツが高知で有名になるためにたくさんのスポーツを体験できる施設を作ってもらいたいです。
(理由)
たくさんのスポーツの分野で高知から有名人が生まれることで高知でのスポーツが有名になってほしいからです。
私たちは、大切な生き物たちを守るために、ごみ拾いを四万十市のみんなでやっていきましょう。
(理由)
ゴミを拾うことで、生き物を助けると同時に、自然をきれいにすることができるからです。
Dグループ(中村南小学校、東山小学校、利岡小学校)
「このまちの自然環境をもっと良くする」ため四万十市の皆で「ごみ拾い活動」をしましょう。
(理由)
四万十市は自然がいっぱいなところが自慢です。この素晴らしい自然を永遠に残してほしいと思っているからです。しかし、公共施設や道端、川にごみが捨てられているという現状があります。だから、ごみは持ち帰る、ごみ拾いを1ヶ月に1回や半年に1回する、ポスターを作成し公共施設に配る、SNSを活用し自然環境保護について呼びかけるなどの活動で、市民が楽しくごみ拾いができる取り組みを市につくってもらうことが良いと思います。
私達は「この街の公園などの遊び場をもっと良くする」ため大人たちに「新しい施設」を求めます。
(理由)
公園はみんなが使う場所でもあり、日陰のある公園をつくることで、熱中症の予防にもなります。また、四万十市には子どもが遊べる施設が少ないから、子どもが遊べるような施設をつくることで、多くの子どもや親が集まれると思うからです。
Eグループ(中村中学校、中村西中学校、西土佐中学校)
この街の自然環境をもっと良くするために四万十市のみんなでごみ拾いをしましょう。
(理由)
ゴミ拾いをイベント化することで地域交流ができ、さらに街もきれいになる。みんなできれいに協力ができる。楽しみながらゴミ拾いができる。このような一石二鳥で面白い縁ができたり、これなら広い年代でいろいろな方が参加できます。そしてこの提案は学校行事としても活用できたり、地域全体のイベントとしても活用できるため幅が広いです。
この街の雰囲気をもっと良くするために大人たちに交流の場を求めます。
(理由)
「行動の範囲が増え」「交流の場を通してお互いの地域について知れ」「友達が増える」からです。交流の場として使える場所の例は、休校舎等の使われていない建物です。ここしまんとぴあなども使えると考えました。また、西土佐の水がきれいと聞きました。なので、川の水を飲むなど、何か川にちなんだきっかけがあれば地域の交流にも繋がるので、そういう場所を作っていきたいと思いました。
四万十市こどもサミットについて
開催目的
令和5年4月1日に施行されたこども基本法において、地方自治体には、こどもたちの意見表明の機会を確保するとともに必要な措置を行うことが求められていることを受け、市内小中学校のこどもたちの意見を持ち寄り、こどもたちの代表者が協議し、こどもたち自身で声明を作り上げる、サミット形式の会議を開催します。
声明作成の過程を通じ、こどもたちには、自らに意見表明権があり、かつその場が保障されていることと、同権の行使がよりよい社会の構築に役立つこと等への自覚を促し、もって人間関係形成・社会形成能力や課題対応能力等の成長を目指します。
開催目的(かいさいもくてき) ※こども向け
令和5年4月1日に施行(しこう)されたこども基本法では、すべてのこどもたちは、自分に関係することに関して、大人に意見を言うことができ、その意見は尊重(そんちょう)されるということが定められました。
このため、市役所や教育委員会は、学校にいるこどもたちがどんな考えを持っているかを聞かせてもらい、その意見をまちづくりにいかしていきたいと思っています。
そこで、児童会・生徒会代表者の皆さんを対象に、こどもたちが意見を発表し合い、みんなで声明(せいめい)を作り上げる、サミットを開催します。
児童会・生徒会代表者の皆さんには、テーマごとに出し合ってもらった学校内の意見をもってサミットに参加して、グループごとに意見を出し合い声明を作り上げてもらいます。
サミットで出された声明は、市や教育委員会が作る計画にいかされます。みんなの意見を大人に届け、まちをよりよくするために、みんなの力をかして下さい。
令和6年度サミットテーマ
みんなのふるさと「四万十」をもっと良くしよう
~いつまでも住み続けたいまちであるために~
日時
令和6年8月20日(火曜日) 13時30分~16時30分
場所
しまんとぴあ りぐるホール(四万十市右山五月町7-7)
参加対象者
- 協議参加者:市立小中学校児童・生徒代表者、引率教員
- 参観者(事前申込不要):市内各校の児童生徒、保護者、教職員、報道機関 等
※参観者は、可能な限り各自乗り合わせでご参加下さい。
駐車場は、しまんとぴあ正面駐車場、アピアさつきしまんとぴあ用駐車場、のうちいずれかに駐車願います。
サミット当日日程
問い合わせ先
四万十市教育委員会事務局 学校教育課 Tel 34-5445
四万十市役所 子育て支援課 企画係 Tel 34-9007