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第20回を迎えた四万十川リバーサイドフルウォークが4月4日(土曜日)・5日(日曜日)に開催されました。
取材・撮影:2009年4月4日・5日
今回のフルウォークは、2日間で10kmから40kmまでの7つのコースに、のべ353人が参加し、遠いところでは青森県から駆けつけてくれた人もいました。
また、今年は20回記念行事として5日(日曜日)に石見寺山市民ハイキングも開催されました。
下流コースは、10km、16km、30kmの3つのコースです。
下流コースには、壮大な四万十川を見渡せる四万十川大橋を渡るコースや、渡し舟で対岸へ渡るコースなどがあります。
受付会場に突然現れたパンダに子どもたちは大興奮で、抱きついたり、握手をしたり、でも中には怖くて泣き出してしまう子もいました。
この日はあいにくの雨でしたが、悪天候の中でも179人が参加しました。
カッパを着ていても、ゴールに着く頃にはびしょ濡れになってしまった人もたくさんいました…
上流コースは、17km、19km、23kmのコースと、第20回特別コースの40km(40010m)が用意されました。
上流コースには、四万十川の象徴的な風景である沈下橋や、入田地区の四万十川桜づつみ公園、菜の花散策道などがあり、四万十川の魅力がいっぱいのコースになっています。
前日の雨は上がったものの、昼過ぎまでは曇り空で、気温の割には肌寒い天気でした。
しかし曇り空のせいで、山々の緑は深みを増し、その緑を写す四万十川の深く澄んだ流れが参加者を魅了しました。
今年残念だったのは、コースを彩る菜の花、桜の開花が早かったことです。昨年はほぼ満開だった菜の花も桜も見頃を過ぎてしまい、菜の花がかろうじて少し残っているという状況でした。
それでも柳の林の中を通る菜の花散策道に差し掛かった参加者からは、「まるで絵本の中みたい!」と驚きの声も聞かれました。