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平成27年4月4日(土曜日)・4月5日(日曜日)の2日間、春の四万十路を歩く四万十川リバーサイドフルウォークが行われました。
四万十の日制定記念として始まり26回目となった今年は、現在の四万十市に合併して10周年という節目の年を迎え、四万十市制施行・合併10周年記念事業として開催されました。
また、今回も市民の皆さんにもより多く参加していただくため、市民の皆さんを対象とした無料コースを設定し、2日間で7つのコースに、県内外の延べ249人が参加し、四万十の春を満喫しました。
取材・撮影 2015年4月4日,5日
1日目の下流コースは、10キロ(新ごり)、16キロ(あかめ)、29キロ(くじら)の3つのコースが用意され、午前9時に119人の参加者が一斉にスタートしました。
暖かな春の陽射しの中ウグイスのさえずりを聞きながら、思い思いのペースでにこやかに歩いていました。
途中から霧が出てしまい風景も霞んでしまいましたが、霧の中に浮かぶ満開の桜という幻想的な風景に、参加者は皆一様に足を止め見入っていました。
四万十市の観光名所のひとつ一條神社。階段下がチェックポイントですが、コース終盤にも関わらず、階段を上り、お参りをしていく方もいました。
地元の商店街の方に無料の接待所を設置していただき、参加者からもとても感謝されていました。
笑顔でゴール。お疲れさまでした。
2日目の上流コースは、17キロ(あゆ)、19キロ(ふじ)、23キロ(てながえび)、30キロ(かわせみ)の4つのコースが用意され130人が参加しました。この日のスタート時間は午前8時です。
小雨の降りしきる中でのコースとなりましたが、霧の中の四万十路を、参加者は楽しそうに歩いていました。
大雨のなか沈下橋を渡った人は、「雨の四万十川はまた格別。雨でもよかった」とにっこり笑顔をみせてくれました。
もう間もなく桜づつみ公園です。ここからは段々と街並みが見えてきます。
桜づつみ公園では、希望された参加者にお弁当が配られ、それぞれ昼食を楽しみました。時間を気にしながら昼食を終えると、すぐに歩き出す参加者もいれば、昼食を終えても一度下ろした腰はなかなか上がらず、ゆっくりと雑談を楽しんでいる参加者もいました。
地域の3商店街振興組合の方が、体の冷え切った参加者のために温かい飲み物がふるまっていました。
今年は、天気にはあまり恵まれませんでしたが、雨のなか霧に包まれた雄大な四万十川を満喫いただいた2日間でした。参加者の皆さん、2日間お疲れ様でした。