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献血にご協力ください
命をつなぐ献血にご協力ください。
けがや病気の治療のため、日本では毎日およそ3,000人の方が輸血を受けています。
しかし、輸血に使われる血液は人工的に造ることも、長く保存することもできません。
だからこそ、安定して血液を届け続けるためには、皆さま一人ひとりの献血のご協力が欠かせません。
献血は、あなたにできる身近なボランティアです。
特に、少子高齢化が進む中で、将来は、年間約85万人分の血液が足りなくなると言われています。
これは、私たち全員に関わる大きな課題です。
若い世代の皆さんへ
これからの社会を支える力として、あなたの“はじめての献血”が未来の誰かの命を救うかもしれません。
献血経験のある皆さんへ
ぜひ、周りの方にも献血の大切さを伝えてください。継続的なご協力が、命をつなぎます。
献血は、15分ほどの時間でできる、かけがえのない支え合いのかたちです。
市でも、献血バスの案内や会場の情報を発信しています。
次の機会に、ぜひ一歩をふみ出してみませんか?
5月3日(土曜日)、5月4日(日曜日)に献血バスが来ます!
5月3日(土曜日)と5月4日(日曜日)に、フジグラン四万十にて400ml献血を実施します。
皆さんのご協力をお願いいたします。
四万十市移動献血の日程
令和7年度献血日程表 [PDFファイル/86KB]をご覧ください。
献血できる方(移動献血の対象となる400ml献血について)
- 健康な方で男性17歳以上~69歳以下、女性18歳以上~69歳以下の方
(65歳以上の方は健康のことを考え、60~64歳の間に献血経験がある方に限ります。) - 体重が男女とも50kg以上の方
- 1年間の総献血量が200mlと400ml合わせて男性1,200ml以内、女性800ml以内の方
- 前回の献血との間隔が下表のとおりの方
前回の献血 今回の献血 |
200ml献血 | 400ml献血 |
血漿成分献血 |
---|---|---|---|
400ml献血 | 男女とも4週間後の同じ曜日から献血できます。 | 男性は12週間後、女性は16週間後の同じ曜日から献血できます。 | 男女とも2週間後の同じ曜日から献血できます。 |
献血を制限される方の例
- 薬を服用(病気や薬の種類によっては不可)
- 3日以内に出血を伴う歯科治療(抜歯・歯石除去など)を行った方
- 予防接種後、一定期間は不可(インフルエンザ、A型肝炎などは接種後24時間、B型肝炎は摂取後2週間、風しん、おたふくかぜなどは接種後4週間)
- 4週間以内に海外から帰国(入国)してきた方
※上記以外にも、当日の体調が悪い方や心臓病や脳卒中など特定の病気にかかったことのある方、輸血・臓器移植の経験がある方、妊娠中や授乳中の女性なども献血を避けてください。また、感染症の検査を目的とする献血は、絶対に行わないでください。
詳しくは日本赤十字社ホームページ「献血をご遠慮いただく場合」<外部リンク>をご確認ください。
献血で健康チェック
献血していただいた方全員に7項目の生化学検査を行います。
また、400ml献血をしていただいた方には、更に8項目の血球計数検査を行います。
この結果は、直近5回分の検査結果も記載し、ハガキで通知します。
あなたの健康管理にもぜひお役立てください。
検査項目 | 説明 |
---|---|
ALT(Gpt) | 肝臓に最も多く含まれる酵素です。肝細胞が破壊されると血液中に流れ出すので、急性肝炎で最も強く上昇し、慢性肝炎や脂肪肝(肥満)などでも上昇します。激しい運動の後に一過性の上昇がみられることがあります。 |
γ―Gtp | 肝、胆道、膵、腎などに多く含まれる酵素です。上昇する疾患は閉塞性黄疸、肝炎、アルコール性肝障害などです。病気がなくても長期飲酒者では上昇することが多く1か月位禁酒するとある程度正常化します。 |
Ga グリコアルブミン |
糖尿病の検査のひとつです。過去2週間の血糖値が低い状態が続いていると低下し、高い状態が続いていると上昇します。糖尿病では標準値より上昇します。標準値範囲内でも、15.6%以上の場合は注意が必要です。 |
Tp 総蛋白 |
血清中には80種類以上の蛋白が含まれ、種々の機能を持ち、生命維持に大きな役割を果たします。その総量を総蛋白として測定しています。 |
Alb アルブミン |
血清蛋白の50%以上を占めるアルブミンは、病気などで栄養が悪くなると減少するため、健康診断のスクリーニングとして大きな意味があります。 |
A/G アルブミン対 グロブリン比 |
血清蛋白はアルブミン(A)とグロブリン(G)に分けられ、その比率は健康な人では一定の範囲にありますが、病気によってはその比率が変化(主として減少)してきます。 |
Chol コレステロール |
血清脂質のひとつで、一般に脂肪の多い食事を続けていると上昇します。また肝臓などで作られ、肝、胆道、腎、甲状腺の病気でその値が上下することがあります。血清コレステロールが多くなると動脈硬化を起こしやすいとされています。 |
検査項目 | 説明 |
---|---|
Rbc 赤血球数 |
赤血球は血液の主な細胞成分で、酵素を肺から各組織へ運ぶ働きを持っています。 |
Hb ヘモグロビン量 |
血液の赤い色は赤血球に含まれるヘモグロビン(血色素)によるもので、赤血球の働きの中心となっています。 |
Ht ヘマトクリット値 |
ヘマトクリット値は一定の血液量に対する赤血球の割合(容積)をパーセントで表したものです。 |
Mcv 平均赤血球容積 |
赤血球1個の平均的容積、すなわち赤血球の大きさの指標となるもので、赤血球とヘマトクリット値から算出したものです。 |
Mch 平均赤血球ヘモグ ロビン量 |
赤血球1個に含まれるヘモグロビン量を平均的に表したもので、赤血球とヘモグロビン量から算出したものです。 |
Mchc 平均赤血球ヘモグ ロビン濃度 |
赤血球の平均的容積に対するヘモグロビン量の比をパーセントで表したもので、ヘモグロビン量とヘマトクリット値から算出したものです。 |
Wbc 白血球数 |
白血球は細菌などを貧食し、免疫情報を伝達し、さらに免疫能を発現して生体防御にかかわっています。細菌感染症があると一般に白血球は増加しますが、ウィルス感染症の場合はかえって減少することもあります。 |
Plt 血小板数 |
血小板は出血を止めるための重要な働きを持ち、この値が極端に減少すると出血を起こしやすくなります。 |