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自国ファースト(令和8年6月号掲載人権コラム)
更新日:2026年5月27日更新
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~自国ファースト~
独裁者が現れて「自国ファースト」と言い出すと戦争が始まる。歴史が証明してきたことだ。「こんな悲惨なことになるとは思わなかった。」と、先の世界大戦の後に反省している人を見ない。要するに歴史に学ばなかったのだ。「すばらしい未来を。」とほとんどの人が言うが、やっていることはその逆だ。戦争になるくらいなら、腹が立ってしょうがなくても、謝り倒したほうがいいとさえ思う。国の面子よりは人の命だ。
唯一の被爆国が原爆を落とした国と仲良くしている。それは大変良いことだ。しかし、落とした国と一緒に核兵器根絶の条約を批准しようとしないのはどうか。核抑止力というそうだが、最終的には人を殺す道具を作っているのだ。「人を殺さないために」核兵器を作るという理屈は通らない。「兵器」を作るということは、そういうことである。雨風が強すぎて傘の中にいる人も無事にはいられない。こんな当たり前のことが多くの国で無視され続けている。
どんな人も1回しか死ねない。だから私は「命ファースト」だ。
四万十市人権教育・啓発講師 光内真也



