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産業振興のプロモーション活動について
四万十市では、平成27年3月に策定した「四万十市産業振興計画」の戦略である「産業間連携による新たな付加価値の創造」「“四万十”のブランド力を磨き、まるごと発信・販売していく」の実効性を高め産業振興を推進していくために、平成27年7月から「四万十市シティプロモーション推進プロジェクト」に取り組みました。
まずは、基本コンセプトの作成に向けて、梅原真デザイナーを中心に市民から選んだワークショップメンバーと協議を重ね、そこから出てきたアイデアを基に、シティプロモーションの具体的な行動プランである「まとめぼん」が作られました。
また、川を中心とした歴史や暮らし、豊富な地域資源があることが本市の強みでもあることから、市のコンセプトとして、「川とともに生きるまち」が生まれ、そのイメージを具体化するコミュニケーションデザインとなるロゴデザインが平成28年度末に完成しました。
平成29年度からプロモーションを始動させ、プレスリリース、PRツールの作成、PRイベント、外商活動などを平成30年度にかけて実施しました。
シティプロモーションの行動プラン(まとめぼん)
「まとめぼん」は、「川とともに生きるまち」をコンセプトとして、四万十市のブランドイメージを構築・発信するためのアイデアを集約し活動するためのハンドブックとなっています。
シティプロモーションの取組み
シティプロモーションプレスリリースの様子(平成29年4月10日)
プレスリリース以降、ロゴマークなどのコミュニケーションツールを活用しながら、地域産品の地産外商や観光客の誘客に資する取組みを行っています。
主な取組み
しまんとリピーターバッジ
四万十市のリピーターやファンの輪を広げるため、「もう一度来てもらいたい」と思う人にバッジを渡す「しまんとリピーターバッジ」の取組みを行っています。
リピーターバッジは、沈下橋をモチーフにした形状で、四万十市産ヒノキを使って一つ一つ手作りしています。
しまんとエコバッグ
環境(四万十川保全)に配慮したエコな町、「川とともに生きるまち」というメッセージを全国に拡散することを狙いとして、しまんとエコバッグを制作・販売しました。
リピーターバッジと同じく、沈下橋をモチーフとした柄を全面に使用しており、売り上げの一部は四万十川清流保全基金に積み立てています。
PRツールの制作・活用
外商活動時に使用する台幕やタペストリー、のぼり旗の他、封筒やふるさと納税の返礼品に貼り付けするシールなど、ロゴマークを使用したPRツールを開発し、「川とともに生きるまち」というメッセージを市外に向けて発信しています。
プロモーション動画
「川とともに生きるまち」のコンセプトのもと、四万十川とそれを育む山々の映像美とそこに暮らす人々にクローズアップした映像を制作しました。
外務省の事業なども活用しながら、国内外へ広く四万十市の魅力を発信しています。
プロモーション動画はこちら<外部リンク>
公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)の全国会議の招致
シティプロモーション推進の取組みのひとつとして、公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)の全国会議が四万十市で開催され、全国各地から様々な業界に対する影響力や発信力を持った会員(デザイナー)約120名が参加し、商品デザインの手法などの話し合いが行われました。
また、会議終了後は「大交流会 in 商店街アーケード」と題し、天神橋アーケード内に畳を敷いた特設会場を設けて市民と会員の皆様の交流を深め、多くの会員からご好評をいただきました。
しまんと100年 40010日プロジェクト
四万十川が100年後も美しい清流であり続けられるように、四万十川の環境保全を考えて生産された地域産品を振興し、ブランド化を図るとともに、より良い環境づくりを目指す取組みを進めてします。
市内公共施設のロゴステッカー
「川とともに生きるまち」のロゴステッカーを、市民や観光客が多く利用する公共施設等の最も人目に付く玄関口等に貼付し、施設の利用者へ発信しています。
本市を訪れる県外観光客等に対してアピールを行うとともに、市民の皆様にも本市コンセプトが浸透し、市民と行政が一体となってプロモーションの取組みが推進されることを目的としています。