【市長メッセージ】一般国道56号 四国横断自動車道「宿毛内海道路（宿毛和田～宿毛新港）」、一般国道55号「奈半利安芸道路（奈半利～安田）」の新規事業採択時評価の手続き着手によせて

　本日、国土交通省より、四国8の字ネットワークを形成する四国横断自動車道「宿毛内海道路（宿毛和田～宿毛新港）」及び「奈半利安芸道路（奈半利～安田）」について、令和6年度の道路事業予算化に向けた「新規事業採択時評価の手続きに着手」することが発表されました。

　また、関連して愛媛県南予の「宿毛内海道路（一本松～御荘）」も同様の手続きが行われるとのことで、今後、費用対効果分析を含む総合的な評価について審議等が行われます。

　この発表を受け、私としましては、四国横断自動車道の全線事業化に向けた大きな一歩だと考えており、国土交通省、高知県をはじめとする関係機関のご尽力に深く感謝申し上げるとともに、地域の実情を訴えていただいた市民や関係団体の皆さま、そして四国横断自動車道の早期整備に御支援いただいております国会議員、県議会議員、市議会議員の皆さま方に心より御礼申し上げます。

　四国横断自動車道を含む高規格道路ネットワークは、繋がってこそ最大限の効果を発揮するもので、本市の発展に欠かせない基本インフラです。

　また、この度の能登半島地震でも明らかなように、強靱で信頼性の高い道路インフラは発災後の「命の道」として重要な役割を果たしています。

　このことからも、切迫する南海トラフ地震をはじめ大規模災害に対し、多様な移動・輸送手段を確保するためには、災害に強い高規格道路の延伸とそれを補完する道路網の機能強化を急ぐ必要があります。

　市民が安全・安心して暮らせる社会を実現するため、今後は新規事業化の行方を見守りつつ、引き続き国、県への支援・協力に全力を尽くすとともに、災害に強い持続可能なまちづくりを進めてまいります。

令和6年3月1日　　　  　　　　　　　　　　　　

四国横断自動車道高知県建設促進期成会　　

四国横断自動車道高知県西部建設促進期成会

会長（四万十市長）  中平 正宏