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福祉避難所について
更新日:2022年5月23日更新
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1.福祉避難所とは
災害が発生した際に、市や地区が定めている一般の避難所(指定避難所等)では、避難生活が困難な高齢者や障害者等、何らかの特別な配慮を要する方(要配慮者)を対象とした避難所です。
福祉避難所となる施設の要件
- 耐震性や原則土砂災害特別警戒区域外であること等、施設自体の安全性が確保されていること
- 多目的トイレ、手すり、仮設スロープ等によりバリアフリー化が図られていること
- 避難者用スペース(1人あたり2平方メートル~4平方メートル分)が確保できること
2.避難の流れ
福祉避難所は、2次避難所として位置付けられています。発災時にはまず学校や防災コミュニティセンター等、一般の避難所へ避難します。「避難者」と「個別避難計画をもとに事前に作成する名簿」を照らし合わせて、市の災害対策本部が福祉避難所の開設が必要と判断した場合に、指定(もしくは協定)施設に開設を要請します。その後、福祉避難所の開設準備が整い次第、名簿に掲載されている人から順に福祉避難所に移ります。
3.福祉避難所となる施設
四万十市の福祉避難所は次のとおりです。
施設名 | 所在地 | 施設の種類 | 対象者 | 種別 | 受入れ人数 ※ (最大数) |
---|---|---|---|---|---|
四万十の郷 | 安並5803 | 介護老人福祉施設 | 高齢者 | 協定 | 40人 |
わかふじ寮 | 古津賀1801-1 | 障害児入所施設 | 障害児 | 協定 | 30人 |
わかふじ寮 | 蕨岡甲6451-2 | 障害者支援施設 | 障害者 | 協定 | 60人 |
夢の丘 | 右山2041-18 | 特別養護老人ホーム | 高齢者 | 協定 | 30人 |
かわせみ | 西土佐用井1110-1 | 特別養護老人ホーム | 高齢者 | 協定 | 30人 |
光優 | 古津賀3742-17 | 特別養護老人ホーム | 高齢者 | 協定 | 16人 |
虹の丘 | 右山1973-6 | ケアハウス | 高齢者 | 協定 | 60人 |
「アオ」 | 中村一条通4丁目5-23 | 多機能事業所 | 障害者 | 協定 | 16人 |
四万十 | 中村山手通45-2 | ケアハウス | 高齢者 | 指定 | 36人 |
※受入れ人数は、要配慮者と判断された方と介助者を合わせた人数です。
(原則要配慮者1名につき介助者1名の確保が必要となっています。)
4.福祉避難所を開設したとき
福祉避難所を開設したときは、施設、市、地区が協力して運営を行います。
主な役割の例は次のとおりです。
施設の役割
- 名簿の管理、避難者数の把握
- 食事や生活必需品の提供
- 災害対策本部との連絡調整
- (災害救助法が適用された場合)「10人に1人の割合で配置する生活相談員」の確保
市の役割
- 名簿の作成
- 福祉避難所の運営経費の負担(食費、居住費、介助員の人件費、介護用品代等)
地区の役割
- 資機材の配置や準備
- 移送の援助
- 飲料水等の配給
- 施設の清掃