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「四万十の日制定宣言」について
更新日:2021年12月22日更新
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四万十市では、四万十川の美しい流れと豊かな自然を守り、後世に伝えていくために毎年4月10日を「四万十の日」として制定しました。「四万十の日」は四万十川と市民生活の調和・共存を願うメモリアルデーです。
四万十の日制定宣言
はるかなる四国山地の奥深く木々の葉をつたい落ちた一滴の雫が生命を育む流れとなって、はてしない旅に出る。渓谷の岩をはみ、山里をぬいやがて、大河となって太平洋にそそぐ。母なる川の水面に、生命が踊る。大いなる流れに、生きとし生けるものの営みが時をこえて、受け継がれてゆく。この豊穣、この限りない大自然の恵み。人と自然が調和する日本最後の清流にいま、私たち人間の知恵が試されている。
「四月十日」すべての人々の、すべての地域の自然保護への熱い思いを託して。
私たちはこのかけがえのない 四万十川の清流を守り、伝えることを宣言する。