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本市では、少子高齢化の進展に的確に対応し、人口減少に歯止めをかけるとともに、地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある、魅力あふれる地域社会を創生するために、平成26年11月21日に成立した「まち・ひと・しごと創生法」に基づき「四万十市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」並びに「四万十市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を平成27年10月に策定し、取り組みを進めてきました。
「第1期四万十市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の計画期間終了に伴い、これまでの取り組みの成果や課題を整理・分析するとともに、国や県の第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略を踏まえ、新たな視点も意識しながら、「第2期四万十市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を令和2年3月に策定しました。
「四万十市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」は、本市の人口動態の現状や地域特性等を整理・分析し、人口の現状と将来の姿を示して、人口減少をめぐる諸問題に関する認識を市民と共有するとともに、今後の目指すべき四万十市の戦略人口を定めています。
「四万十市まち・ひと・しごと創生総合戦略」は、本市の実情や課題を踏まえ、直面する人口減少・超高齢化の進展に的確に対応して、人口減少に歯止めをかけるとともに、地域経済縮小を克服するために、重点的かつ優先的に取り組むべき今後5か年の目標や施策の基本的方向、具体的な施策や事業などを、以下の基本目標に沿って取りまとめました。
基本目標1 「地産外商により安定した雇用を創出する」
基本目標2 「新しい人の流れをつくる」
基本目標3 「若い世代の結婚・妊娠・出産・子育ての希望をかなえる」
基本目標4 「地域に合った小さな拠点をつくり、まちとの連携により市民のくらしを守る」
※ここに掲載している第2期四万十市まち・ひと・しごと創生総合戦略のデータは、正誤表の
とおり訂正しています。
四万十市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定及び推進にあたり、専門的見地から意見を聴取するため、「四万十市まち・ひと・しごと創生会議」を設置し、事業の効果検証を実施しています。
まち・ひと・しごと創生総合戦略は、基本目標となる政策分野や、その下に盛り込む具体的施策について、数値目標となるKPI(重要業績評価指標)を設定し、進捗度合を確認するとともに、その効果を評価検証し、必要に応じた改定を加えながら戦略の実効性を高めることが求められています。
第1期四万十市まち・ひと・しごと創生総合戦略が令和元年度で終了することから、これまで取り組んできた事業の評価検証を行いましたので公表いたします。