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四万十市ふるさと応援寄附金 使い道報告(令和2年度)

ページID:2001826 更新日:2022年3月10日更新 印刷ページ表示

四万十市ふるさと応援寄附金 使い道報告

四万十市ふるさと応援寄附金使い道(令和2年度実施)

四万十市ふるさと応援寄附金(ふるさと納税)は、年々寄附金額が増加しており令和2年度においても、21,608件、総額4億3,025万8千円のご寄附をいただきました。
温かいご支援に対して厚くお礼申し上げます。いただいたご寄附は、活力あるまちづくりのために大切に活用させていただきます。

令和2年度に活用させていただいた寄附金の使途の内訳​

 

使途(事業の概要)

R2年度活用実績

ふるさとの環境と景観を守る事業

109,223,000円

ふるさとの産業を守り育む事業

16,553,000円

ふるさとのイベントを守り育む事業

576,000円

ふるさとを災害から守る事業

6,449,000円

合  計

132,801,000円

※使途は、寄附の際に寄附者から指定していただいています。寄附の総額から活用実績を差し引いた残金は、ふるさと応援基金として別の会計に積み立て、指定いただいた事業種類に沿った活用を行っていくことにしています。(基金残額:942,789,724円)

※寄附金の活用実績の累計はつぎの表のとおりです。

令和2年度までの活用実績累計
使途(事業の概要) 活用実績累計
ふるさとの環境と景観を守る事業 281,316,467円
ふるさとの人(高齢者、子どもなど)を守り育む事業 122,590,825円
ふるさとの産業を守り育む事業 58,460,178円
ふるさとのイベントを守り育む事業 4,730,000円
ふるさとを災害から守る事業 33,361,265円
市長が必要と認める事業(市長にお任せ) 144,386,819円
合  計 644,845,554円

​主な実施事業

ふるさとの環境と景観を守る事業
入田ヤナギ林の整備をしました

四万十川右岸の入田河川敷にあるヤナギ林には、3月初旬から下旬にかけて約1,000万本の菜の花が咲き誇り、9月下旬には曼珠沙華が一面に開花します。特に約1,000万本の菜の花については、平成28年度に四国らしさを感じられる素晴らしい風景や景観を認定する「四国八十八景」に認定されました。
令和2年度は、ふるさと応援寄附金を活用して、菜の花及び曼珠沙華の開花に向けた草刈や、菜の花の開花を促進するための耕起作業を行いました。また11月と2月には市内中学生や市内関係事業者のボランティアによって、台風による増水などで堆積した枯れ草・枯れ枝の撤去を行いました。3月には、菜の花が入田ヤナギ林一面に黄色の絨毯のように咲き誇り、2年ぶりに「菜の花まつり」を約1ヶ月間開催して、多くの観光客の方々に楽しんでいただくことができました。
来春の入田ヤナギ林菜の花を、たくさんの方々に楽しんでいただけるように、今後も整備を続けていきます。

菜の花 観光​​​​

観光地等の維持管理に活用しました

令和2年度は、ふるさと応援寄附金を活用して、観光地である安並水車の里のアジサイや四万十川に架かる佐田、三里、勝間沈下橋などの観光用公衆トイレの維持管理の他、石見寺遊歩道や高森山遊歩道などの除草作業を行いました。写真の安並水車の里のアジサイは、6月に満開を迎え、水車とともにその風景に彩りを加えています。
今後も、観光客の皆さまに快適かつ楽しく過ごしていただけるよう、観光地のおもてなし環境の整備に取り組んでいきます。​

観光地 観光地​​​

    ​市立公園の維持管理費に活用しました

令和2年度は、ふるさと応援寄附金を活用して、市内にある都市公園の維持管理を行いました。今年の春も公園内にある桜が満開となり多くの方に観賞されるなど、日常を通じてもたくさんの方々に利用いただいております。今後も市民の皆さまに親しまれる魅力ある公園づくりに努めていきます。

公園

岩崎公園の複合遊具を新しくしました

令和2年度は、ふるさと応援寄附金を活用して、岩崎公園の複合遊具を新しくしました。この複合遊具については、近隣住民や保育園などにアンケート調査を行い選ばれたものです。
保育園の保護者の方々より「子供と遊具を選ぶ時間が楽しかったです」など、たくさんの方々に喜んでいただきました。また、現在は遊具の完成を楽しみにしていた園児達が楽しそうに利用してくれています。
今後も市民の皆さまが利用したいと思える公園づくりに努めていきます。

公園

市内の公園にソーラー照明を設置しました

四万十市では公園を安全・安心に利用することはもとより、防災時に活動拠点として利活用できる公園を目指して整備を進めております。その一環として、令和2年度はふるさと応援寄付金と国補助金を活用して、市内2公園にソーラー照明を1基ずつ設置しました。夜間の災害時における照明設備は、避難する際の目印や避難行動の安全性の確保、避難先での不安解消等の様々な効果が期待されています。今後も、市民の皆さまが利用しやすい公園管理と防災時の拠点となる公園整備を推進していきます。​

ソーラー ソーラー

「四万十市森林整備地域活動支援交付金事業」に活用しました

四万十市では、森林の適正な整備を推進するため、令和2年度ふるさと応援寄附金を活用して、森林整備地域活動支援交付金事業を実施し、森林経営計画の策定や作業道の補修などを行いました。
森林は、生物多様性の保全、土砂災害の防止、保健休養の場の提供など多面的な機能を有しています。これらの機能が十分に発揮されるよう、今後も適正な森林整備に取り組んでいきます。​

森林整備

四万十川学遊館の管理運営に活用しました

「四万十川学遊館あきついお」では、世界中のトンボ約1,000種類の標本展示や、アカメをはじめとする四万十川に生息する魚や世界の淡水魚など約300種を飼育展示しており、その管理運営に令和2年度ふるさと応援寄附金を活用させていただきました。
また、学遊館に隣接する「トンボ自然公園(トンボ王国)」は、一年を通したトンボたちが住みやすい環境づくりにより、世界初かつ日本一トンボの種類が多いトンボ保護区となっています。
今後も四万十川の自然を体験できる施設、そして子どもたちの貴重な環境学習や自然体験活動の場として利用していただけるよう、その維持に努めていきます。

学遊館 学遊館2

剪定木からたい肥を作りました

令和2年度は、ふるさと応援寄附金を活用して、家庭や公共施設などから出る剪定した木を燃やさずに、たい肥を作りました。たい肥は公園の緑化等に使ったり、保育所・小学校にグリーンカーテンを設置する際の肥料として使っています。
この事業は、ごみの減量だけでなく、地球温暖化防止や、グリーンカーテンとして育てたゴーヤを観察したり、食べたりすることにより、環境学習や食育にも役立っています。自分で水やりをしたゴーヤを食べる楽しさは、子どもたちを通して保護者にも伝わり、家庭で環境について考えるきっかけにもなっています。

たい肥

ふるさとの産業を守り育む事業
「第1回ONSEN・ガストロノミーウォーキングin四万十市」に活用しました

令和2年度ふるさと応援寄附金を活用して、令和3年3月6日に、四万十市の歴史や食文化などに触れることを目的に、高知県で初めての「ONSEN・ガストロノミーウォーキング in 四万十市」を開催しました。
これは、四万十市の自然・歴史を感じながら「めぐって」、その土地の美味しいもの・お酒を 「食べて(飲んで)」、そしてウォーキング後には温泉に「つかって」と、四万十のすべてを体感できるイベントです。安並運動公園をスタートし、四万十川河畔をウォーキングしながら、入田ヤナギ林までの約8kmのコースを大阪府や東京都などから99名の参加者がウォーキングを楽しみました。
参加者からは、「地元の方からのおもてなしも嬉しく、感動しました」、「たくさんの人の手によって作られた温かいイベントで、食事もおいしかった」という声をたくさんいただきました。

観光 カツオ

特産品等販売促進の取り組みに活用しました

四万十市は、四万十川に代表される豊かな自然のもと農林水産業が盛んな地域で、近年は、これら豊かな一次産品を活用した加工業の振興に力をいれています。
令和2年度は、販路の新規開拓による地産外商を推進し、地域経済の活性化を図るために、首都圏などでの商談会への出展や、外商活動に要する経費等への補助にふるさと応援寄附金を活用させていただきました。また、プロモーションやサイトへの掲載を行うことで、市内特産品のPRの充実・強化も図るとともに、四万十市への誘客等へ繋げる機会を創出しました。
今後も大消費地での販路開拓に積極的に取り組むことで、地元加工業者の育成や新たな雇用の創出を推進していきます。

特産品販売

「商店街等の活性化事業」に活用しました

四万十市では、商店街のにぎわいを創出し、中心市街地活性化の促進に寄与することを目的として、チャレンジショップを運営する商店街振興組合に対し事業に要する経費への補助を行っており、この事業にふるさと応援寄附金を活用させていただきました。
チャレンジショップ事業とは、商店街にある空き店舗に3店舗分のスペースを準備し、そこに商店の開業を希望する人に1年以内の期間でお試し出店を行ってもらう事業で、地元商店街振興組合や関係機関がチャレンジャーのサポートを行い、卒業後は商店街で商売を始めてもらうことを目標としています。
令和2年度は3名がこの事業を活用し、その内の2名が卒業して独立しました。また、1名の方がチャレンジャーとして、新たに出店、開業に向けてチャレンジしています。​

チャレンジショップ チャレンジショップ2

四万十農園あぐりっこ運営事業に活用しました​​

四万十市では、施設園芸の参入を促進するために、農業研修施設「四万十農園あぐりっこ」を運営しており、令和2年度はその運営費にふるさと応援寄附金を活用しました。
この施設では、トマトのポットファームシステムによる溶液栽培を導入し、情勢に合わせた栽培技術を研修生が学んでいます。
今後もトマトの収量と品質の向上に向けた栽培方法を研究し、施設園芸の技術向上及び普及に向けた取り組みを進めていきます。

あぐりっこ あぐりっこ

「わさび栽培実証実験事業」に活用しました

四万十市では、新規作物の検討を行うため、平成29年度からわさび栽培実証実験事業を実施しています。令和2年度はふるさと応援寄附金の一部をこの事業費に活用させていただきました。平成29年12月に植え付けを行った実験用わさびは、1作目の収穫を終え、令和3年2月に2作目の定植を行いました。今後は、1作目の課題を踏まえ、2作目の栽培管理に取組み、引き続き栽培の実用化に向けた検討を行っていきます。

わさび わさび

「内水面漁業振興対策事業」に活用しました

四万十市では、水産資源の確保及び水産業の振興を図るため、令和2年度ふるさと応援寄付金を活用して、漁業協同組合が実施する稚アユの放流事業への支援を行いました。
今後も、四万十川の魅力を多くの方に知ってもらい、四万十川流域の保全に繋げるため、当事業を推進していきます。

内水面漁業

ふるさとを災害から守る事業
自主防災組織の活動支援に活用しました

現在、四万十市内には167の自主防災組織が組織されており、その組織率は100%になっています。
自主防災組織では、防災訓練の実施や資機材の点検など、災害から地域を守るための取り組みを日頃から進めており、令和2年度はその活動を支援するため、ふるさと応援寄附金を活用して、資機材購入や訓練実施に係る経費に対する補助金を交付しました。
今後も地域全体の防災力向上の後押しを図り、「災害に負けない四万十市」を目指していきます。​

自主防災

避難所の環境整備に活用しました

四万十市では、大規模災害が発生した際の避難所での生活が少しでも快適になるよう、様々な資機材を整備しています。
令和2年度はふるさと応援寄附金を活用して、プライバシーの確保や感染症の飛沫感染防止のための室内用テントや、折り畳みベッド、ジェットヒーターを整備し、それらを使用した避難所運営訓練も各地で開催しました。
今後も、各避難所へ資機材などの整備を進めていきます。

避難所整備

内水排除施設の整備に活用しました

四万十市は、四万十川を本川とするいくつもの河川が流れていて、古くから洪水被害に見舞われてきました。また毎年のように豪雨や台風により内水が上昇し、田畑や道路が冠水するなど住民生活に大きな支障をきたしています。
令和2年度は、ふるさと応援寄附金を活用して、敷地地区の内水排除施設を整備しました。これまでは、内水が上昇するたびに、排水ポンプ等をリースして対応していましたが、今回、排水管を堤防上部に埋設するとともに、排水ポンプなどの必要機材を購入しました。これにより、天候急変など緊急時でも迅速な対応が可能となります。
四万十市では、今後も引き続き、災害に強いまちづくりを推進していきます。

施設 排水