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四万十市ふるさと応援寄附金 使い道報告(令和5年度)

ページID:2001826 更新日:2025年2月6日更新 印刷ページ表示

四万十市ふるさと応援寄附金 使い道報告

四万十市ふるさと応援寄附金使い道(令和5年度実施)

四万十市ふるさと応援寄附金(ふるさと納税)は、年々寄附金額が増加しており令和5年度においても、32,366件、総額6億93万2,100円のご寄附をいただきました。
温かいご支援に対して厚くお礼申し上げます。いただいたご寄附は、活力あるまちづくりのために大切に活用させていただきます。

令和5年度に活用させていただいた寄附金の使途の内訳​

 

使途(事業の概要)

R5年度活用実績

ふるさとの環境と景観を守る事業

108,572,000円

ふるさとの人(高齢者、子どもなど)を守り育む事業 54,653,000円

ふるさとの産業を守り育む事業

18,418,000円

ふるさとのイベントを守り育む事業 20,595,000円

ふるさとを災害から守る事業

10,146,000円

市長が必要と認める事業(市長にお任せ) 124,326,000円
新型コロナウイルス感染症対策の事業 20,942,000円

合  計

357,652,000円

※使途は、寄附の際に寄附者から指定していただいています。寄附の総額から活用実績を差し引いた残金は、ふるさと応援基金として別の会計に積み立て、指定いただいた事業種類に沿った活用を行っていくことにしています。(基金残額:1,960,973,499円)

※寄附金の活用実績の累計はつぎの表のとおりです。

令和5年度までの活用実績累計
使途(事業の概要) 活用実績累計
ふるさとの環境と景観を守る事業 492,777,467円
ふるさとの人(高齢者、子どもなど)を守り育む事業 248,099,825円
ふるさとの産業を守り育む事業 91,962,178円
ふるさとのイベントを守り育む事業 25,325,000円
ふるさとを災害から守る事業 55,937,265円
市長が必要と認める事業(市長にお任せ) 285,982,819円
新型コロナウイルス感染症対策の事業 79,493,000円
合  計 1,279,577,554円

​主な実施事業

ふるさとの環境と景観を守る事業
市立公園の維持管理費に活用しました

四万十市での観光を楽しんでいただくために、安並水車の里アジサイの管理や、石見寺遊歩道、高森山遊歩道、アカメの道などの除草作業、四万十川に架かる佐田、三里、勝間沈下橋などの観光用公衆トイレの維持管理などを行い、観光客に対するおもてなし環境を整備しています。

​​​​安並紫陽花

 

入田ヤナギ林の整備に活用しました

四万十川右岸の入田河川敷にあるヤナギ林には、2月下旬から3月中旬にかけて約1,000万本の菜の花が咲き誇り、9月下旬には曼珠沙華が一面に開花します。特に菜の花は、平成28年度に四国らしさを感じられる素晴らしい風景や景観を認定する「四国八十八景」に認定されました。

令和5年度は、ふるさと応援寄付金を活用して、菜の花及び曼珠沙華の開花に向けた草刈や、菜の花の開花を促進するための耕起作業を行いました。また、10月と2月には市内中学生や市内関係事業者のボランティアによって、台風による増水などで堆積した枯れ草・枯れ枝の撤去を行いました。

2月下旬には、菜の花が入田ヤナギ林一面に黄色の絨毯のように咲き誇り、2月23日~3月10日の間に「菜の花まつり」を開催して多くの観光客の方々に楽しんでいただくことができました。来春の入田ヤナギ林菜の花を、たくさんの方々に楽しんでいただけるように、今後も整備を続けてまいります。

入田ヤナギ林

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四万十川学遊館の運営管理に活用しました

知って楽しい、見て楽しい、体験して楽しい「トンボ自然公園(トンボ王国)」は、世界初のトンボ保護区であり、一年を通してトンボたちが住みやすい環境づくりをして、日本一トンボの種類が多いトンボ保護区となっています。

 また、世界中のトンボ約1,000種類の標本などを展示した「トンボ館」とアカメをはじめとする四万十川に生息する魚や世界の淡水魚など約300種を飼育展示する「さかな館」で構成する「四万十川学遊館あきついお」を併設しており、四万十川の自然を体感できる施設、そして子供たちの貴重な環境学習や自然体験活動の場となっています。

蓮の花

 

市立公園等の設備に活用しました

令和5年度ふるさと応援寄付金を活用して、4公園の整備と修繕をおこないました。市内の公園は設置より30年以上が経過した公園が過半数となっており、遊具等の老朽化が進んでいます。そのような中で、住民ニーズの多様化や高度化への対応も求められています。

今回の整備により、遊具が更新され、ベンチなどの休憩施設が充実するなど、多くの市民の皆さまに利用していただける環境が整いました。今後も皆様に親しまれる魅力ある公園づくりに努めてまいります。

遊具

 

​ふるさとの人(高齢者、子どもなど)を守り育む事業
放課後等学習支援事業に活用しました

四万十市では、全国学力・学習状況調査の結果を受け、中学校では数学や英語などの学力に課題がある生徒を中心に、小学校では学力の定着や学習習慣に課題のある児童を中心に放課後や長期休業中に学習支援員を配置し、加力学習を行っています。

令和5年度は小学校4校(東山小、中村小、中村南小、具同小)、中学校2校(中村中、中村西中)に放課後学習支援員を配置し、一人ひとりの習熟度に応じたきめ細かなサポートを充実させることで、基礎学力の向上や家庭学習の定着が図られています。

小学生の学習の様子

 

介護職員初任者研修に活用しました

四万十市では、訪問介護員や通所・施設系の介護職員として従事できる資格となる「介護職員初任者研修」を行いました。

高齢者の生活を支えるため介護人材確保、介護サービスの充実を目的に、身近な地域で開催することで受講者の確保につなげ有資格者の増加を図ることができました。

研修の様子

 

老朽化したすべり台の更新に活用しました

四万十市の小学校3校(下田小、竹島小、八束小)のすべり台は老朽化により使用できない状況が続いていましたが、新たなすべり台に更新することにより、子どもたちは安全で楽しい遊び場を取り戻し、保護者からも安心と喜びの声が寄せられています。地域の未来を担う子どもたちの健全な成長を支える環境づくりに大きく貢献しています。

滑り台

 

ファミリーサポートセンターの運営に活用しました

四万十市では、子育ての援助をしてもらいたい保護者と、ボランティアとして一時的な預かりや保育所などへの送迎ができる地域の方を結ぶ「ファミリーサポートセンター事業」を令和元年7月より開始し、6年目を迎えました。保護者の方の急なお仕事で各施設への送迎が困難な場合や、子育ての合間のリフレッシュの際などにご利用をいただいています。​

13ファミサポ

 

放課後学びの場充実事業地域子育て支援センターの運営に活用しました

四万十市では、市内で子育てをしている皆様のうち、保育所を利用していない皆さまや妊婦さんなどが、触れ合い、交流する場として、子育て支援センターを運営しています。

センターには専属の保育士もおり、製作あそびや、保護者の方に向け子育て相談などをしています。また、一時預かり事業も実施しており、子育ての合間の息抜きにご利用いただいています。

子育て支援センター

 

ふるさとの産業を守り育む事業
水産業振興対策事業に活用しました

四万十市では、水産資源の確保及び水産業の振興を図るため、ふるさと応援寄付金を活用して、漁業協同組合が実施する稚アユの放流事業への支援を行いました。稚アユ放流時には、環境学習の一環として地元の小学生を対象に放流体験も行っており、子ども達にアユや川の環境について理解を深めてもらう貴重な機会となっています。

今後も、四万十川の魅力を多くの方に知ってもらい、四万十川流域の保全に繋げるため、当事業を推進していきます。

稚あゆの放流

 

チャレンジショップ事業に活用しました

四万十市では、中心市街地活性化を目的としてチャレンジショップ事業に取り組んでいます。チャレンジショップとは、開業や業種の転換を考えている方のために、1年以内の期間でお試し出店が行える事業で、チャレンジ中は商店街の先輩経営者からアドバイスをもらえる運営委員会を月に1回開催しています。

この事業を活用してこれまでに多くの方が開業しており、令和5年度は2名がチャレンジし、そのうち1名が独立開業をしました。

チャレンジショップ

 

ぶしゅかん普及促進事業に活用しました

四万十市内で古くから栽培されているぶしゅかんについて本市でブランド化に取り組んでいます。令和5年度はぶしゅかんを知ってもらうため東京や大阪などに計9回の販売促進活動や生産量増加に向けた市内新規定植ほ場への苗木補助にふるさと応援寄付金を活用しました。

今後もぶしゅかん産地形成に向けた取り組みを進めていきます。

ぶしゅかん製品の販売

 

特産品等販売促進に活用しました

四万十市には、山、川、海の自然豊かな資源を活かした農産物・水産物及びそれらを加工した商品である特産品などが多数存在します。そんな四万十市の特産品を全国に発信するために、市では東京等で開催される大規模商談会に毎年出展しています。

商談会は、全国各地から集まるバイヤーに向けて商品をアピールし、地域事業者の継続取引に繋げるものです。商談会を通じて各地の店舗に四万十市の商品が並ぶことで、地域事業者の成長のみならず、四万十市のPRも併せて行うことができるため、有効な地産外商事業として今後も継続して取組を行っていきます。

商談会

 

商店街等の活性化事業に活用しました

四万十市の各商店街では、「まち」に活気を取り戻すために様々な活動が行われています。昨夏には、天神橋・東下町・一条通の3商店街で、商店街への誘客や活性化を目的に土曜夜市・納涼祭を開催しました。

当日は、こども向けのゲームコーナーや、路上ビアガーデンが開かれ、多くの人が商店街を訪れて今後の商店街への誘客が期待されるものとなりました。

夜市

 

ふるさとのイベントを守り育む事業
四万十川ウルトラマラソンの開催に活用しました

四万十市では、明るく住みよい活力あるまちづくり及び観光誘致に寄与することを目的に、四万十川ウルトラマラソン実行委員会に対し、ふるさと応援寄付金を活用し、四万十市の主催事業として補助金を交付しています。

令和5年度は4年ぶりの開催になりましたが、全国から1,963人のランナーが参加し、秋の気配を感じる四万十川沿いを1,530人のランナーが見事に完走されました。

四万十市の一大イベントである四万十川ウルトラマラソンが今後も続き、発展していきますように、引き続き取り組んでいきます。

ウルトラマラソン

 

しまんと市民祭(なかむら踊り・提灯台パレード)に活用しました

四万十市では、人々のつながりを深めることで地域の協働と和を広げることを目的として、しまんと市民祭「なかむら踊り・しまんと提灯台パレード」を毎年7月に開催しています。この祭りは市民からの寄付や地元企業のスポンサー料、市からの補助金で運営しています。

令和5年度は7月29日に実施し、踊り子と提灯台の熱気がこもったパフォーマンスを一目見ようと、約8,000人の方が来場し、市民全体の祭りとして盛り上げることができました。

なかむら踊り

 

しまんと市民祭(納涼花火大会)に活用しました

四万十市では、観光振興や地域経済の活性化、市内のにぎわい等に繋がる取組みとして、例年8月下旬に行っている納涼花火大会に対し補助を行っており、この事業にふるさと応援寄付金を活用させていただきました。

 令和5年度は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行されたことで、入場規制を行わない花火大会を開催し、約6,000発の打上花火が四万十市の夜空を彩りました。

花火

 

龍馬world in 四万十の開催に活用しました

龍馬worldは、平成元年に開催された「第1回龍馬シンポジウム」から名称を変えながら毎年開催されており、令和5年度で35回目となるイベントとなりました。現在では、国内および海外の龍馬会から、龍馬の世界観を共有しその志を実践する参加者が集うイベントとして親しまれており、今回、四万十市で10月27~29日に開催されました。期間中は、県内外より延べ933名の参加があり、本市への観光誘客及び地域経済へ波及効果を図ることができました。

龍馬ワールド

 

西土佐産業祭の開催に活用しました

西土佐産業祭は、地域内の一次産業をベースに、ものづくりなど特色のある風土を活かした産業を地域内外にアピールし、地域活性化と産業振興につなげることを目的として開催しています。令和5年度は、この産業祭の運営に係る費用の一部として、ふるさと応援寄付金を活用させていただきました。

11月12日に開催した第9回西土佐産業祭には、市内外から約2千人の方々にご来場いただきました。会場には、市内の事業者を中心に、四万十ならではの美味しいグルメの出店をはじめ、農林水産物品評会や地元の学生等による演奏など、様々なイベントが実施され、西土佐の産業をはじめ、多様な魅力を満喫していただきました。

西土佐産業祭

 

よさこい四万十開催支援に活用しました

高知県といえば夏のよさこい祭りが有名ですが、四万十市では秋によさこい祭りが開催されます。9月17日に開催された「よさこい四万十2023」では、市内6会場に県内外33チーム約1,500人が参加し、初秋のまちに鳴子を響かせました。なかでもフィナーレの総踊りは圧巻、天神橋商店街演舞場に各チームが勢ぞろいして「四万十、最高」と観光客、参加者ともに笑顔で溢れる1日となりました。

よさこい四万十

 

ふるさとを災害から守る事業
自主防災組織の活動支援に活用しました

現在、四万十市内には166の自主防災組織が組織されており、日頃より、防災訓練の実施や資機材の点検など、災害から地域を守るための取り組みが行われています。四万十市では、地域防災力向上の後押しとして、昨年度も、自主防災組織の行う資機材購入や訓練実施に係る経費の支援を行いました。

自主防災組織

 

避難所の環境整備非常用備蓄製品の購入に活用しました

四万十市では、大規模災害が発生した際の避難所での生活が少しでも快適になるよう、様々な資機材、食料、生活用品等を整備しています。令和5年度も、避難生活を送る被災者を支えるためのアルファ米やパン、缶詰等の非常用食料を購入しました。今後も、避難所の機能強化を進めてまいります。

非常用備蓄食品

 

市長が必要と認める事業(市長にお任せ)
商店街利用者の駐車場整備に活用しました

商店街の利用者の利便性向上及び商店街への誘客促進を図るため、専用駐車場の整備(アスファルト舗装など)を行いました。​

駐車場

 

スクールミールなかむらみなみの改修事業に活用しました

四万十市立学校給食センター「スクールミールなかむらみなみ」は、平成21年度の設立から13年が経過し、施設内外の老朽化が進行する中、学校給食の最重要課題である安心安全な給食を提供できる設備環境が求められています。また、同センターは、令和6年度から県立中村中学校への給食提供を開始しており、それに合わせて施設の改修を行いました。

スクールミール