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四万十市ふるさと応援寄附金 使い道報告(令和4年度)

ページID:2001826 更新日:2023年9月1日更新 印刷ページ表示

四万十市ふるさと応援寄附金 使い道報告

四万十市ふるさと応援寄附金使い道(令和4年度実施)

四万十市ふるさと応援寄附金(ふるさと納税)は、年々寄附金額が増加しており令和4年度においても、30,581件、総額5億7,643万7,232円のご寄附をいただきました。
温かいご支援に対して厚くお礼申し上げます。いただいたご寄附は、活力あるまちづくりのために大切に活用させていただきます。

令和4年度に活用させていただいた寄附金の使途の内訳​

 

使途(事業の概要)

R4年度活用実績

ふるさとの環境と景観を守る事業

102,889​,000円

ふるさとの人(高齢者、子どもなど)を守り育む事業 70,856,000円

ふるさとの産業を守り育む事業

15,084,000円

ふるさとを災害から守る事業

12,430,000円

市長が必要と認める事業(市長にお任せ) 17,270,000円

合  計

218,529,000円

※使途は、寄附の際に寄附者から指定していただいています。寄附の総額から活用実績を差し引いた残金は、ふるさと応援基金として別の会計に積み立て、指定いただいた事業種類に沿った活用を行っていくことにしています。(基金残額:1,717,490,862円)

※寄附金の活用実績の累計はつぎの表のとおりです。

令和4年度までの活用実績累計
使途(事業の概要) 活用実績累計
ふるさとの環境と景観を守る事業 384,205,467円
ふるさとの人(高齢者、子どもなど)を守り育む事業 193,446,825円
ふるさとの産業を守り育む事業 73,544,178円
ふるさとのイベントを守り育む事業 4,730,000円
ふるさとを災害から守る事業 45,791,265円
市長が必要と認める事業(市長にお任せ) 161,656,819円
新型コロナウイルス感染症対策の事業 58,551,000円
合  計 921,925,554円

​主な実施事業

ふるさとの環境と景観を守る事業
市立公園の維持管理費に活用しました

令和4年度は、ふるさと応援寄附金を活用して、市内にある都市公園の維持管理を行いました。
中でも香山寺市民の森公園については、毎年綺麗な藤の花が咲き乱れており、例年開花時期には観賞する方が多くみられています。
今後も、公園の利用推進を図るため、安全かつ多くの方が利用できる「自然豊かできれいな公園」の維持管理に努めていきます。

01藤​​​​

剪定木からたい肥を作りました

令和4年度は、ふるさと応援寄附金を活用して、家庭や公共施設などから出る剪定した木を燃やさずに、たい肥を作りました。たい肥は公園の緑化等に使ったり、保育所・小学校にグリーンカーテンを設置する際の肥料として使っています。
この事業は、ごみの減量や緑化に貢献することによる地球温暖化防止だけでなく、グリーンカーテンとして育てたゴーヤを観察したり、食べたりすることにより、環境学習や食育にも役立っています。自分で水やりをしたゴーヤを食べる楽しさは、子どもたちを通して保護者にも伝わり、家庭で環境について考えるきっかけにもなっています。​

03グリーンカーテン写真​​​

入田ヤナギ林の整備に活用しました

四万十川右岸の入田河川敷にあるヤナギ林には、3月初旬から下旬にかけて約1,000万本の菜の花が咲き誇り、9月下旬には曼珠沙華が一面に開花します。特に約1,000万本の菜の花については、平成28年度に四国らしさを感じられる素晴らしい風景や景観を認定する「四国八十八景」に認定されました。
令和4年度は、ふるさと応援寄附金を活用して、菜の花及び曼珠沙華の開花に向けた草刈や、菜の花の開花を促進するための耕起作業を行いました。また11月と2月には市内中学生や市内関係事業者のボランティアによって、台風による増水などで堆積した枯れ草・枯れ枝の撤去を行いました。
2月下旬には、菜の花が入田ヤナギ林一面に黄色の絨毯のように咲き誇り、令和5年2月25日~令和5年3月12日の間に「菜の花まつり」を開催して、多くの観光客の方々に楽しんでいただくことができました。
来春の入田ヤナギ林菜の花を、たくさんの方々に楽しんでいただけるように、今後も整備を続けていきます。

04入田ヤナギ林

観光地等の維持管理に活用しました

令和4年度は、ふるさと応援寄附金を活用して、観光地である安並水車の里のアジサイや四万十川に架かる佐田、三里、勝間沈下橋などの観光用公衆トイレの維持管理の他、石見寺遊歩道や高森山遊歩道などの除草作業を行いました。
写真の佐田沈下橋は、全庁は291.6mにも及び、川幅が広い下流域にあるため、ダイナミックな景色が楽しめ、毎年多くの観光客で賑わいます。
今後も、観光客の皆様に快適かつ楽しく過ごしていただけるよう、観光地のおもてなし環境の整備に取り組んでいきます。

06佐田沈下橋

四万十川学遊館の管理運営に活用しました

「四万十川学遊館あきついお」では、世界中のトンボ約1,000種類の標本展示や、アカメをはじめとする四万十川に生息する魚や世界の淡水魚など約300種を飼育展示しており、その管理運営に令和4年度ふるさと応援寄附金を活用させていただきました。
また、学遊館に隣接する「トンボ自然公園(トンボ王国)」は、一年を通したトンボたちが住みやすい環境づくりにより、世界初かつ日本一トンボの種類が多いトンボ保護区となっています。
今後も四万十川の自然を体験できる施設、そして子どもたちの貴重な環境学習や自然体験活動の場として利用していただけるよう、その維持に努めていきます。

12学遊館

​ふるさとの人(高齢者、子どもなど)を守り育む事業
放課後等学習支援事業に活用しました

四万十市では、全国学力・学習状況調査の結果を受け、中学校では数学や英語などの学力に課題がある生徒を中心に、小学校では学力の定着や学習習慣に課題のある児童を中心に放課後や長期休業中に学習支援員を配置し、加力学習を行っています。
令和4年度はふるさと応援寄附金を活用し、小学校4校、中学校2校に放課後学習支援員を配置しました。
この事業の実施により、放課後学習支援員が一人ひとりの習熟度に応じたきめ細かなサポートを充実させることができており、今後も基礎学力の向上や家庭学習の定着に向け取り組んでいきます。​

02放課後学習支援

配食サービスに活用しました

​令和4年度はふるさと応援寄附金を活用して、75歳以上の一人暮らしの高齢者や重度の障害者などを対象に「配食サービス事業」を実施しました。
この事業では、ボランティアや民生委員の協力により、栄養バランスのとれた調理済みの食事をご自宅に配食し自立した生活を支援するとともに、併せて日常生活の安否確認を行っています。
今後も、高齢者などの食の確保と見守りのため、事業を推進していきます。

09配食サービス

子育て支援団体活動促進事業に活用しました

四万十市では「子どものすこやかな成長を支える事業」や「親子の交流の場の提供」など7項目の子育て支援の取り組みを行う団体に対し、ふるさと応援寄附金を活用し、子育て支援団体活動促進事業として補助金を交付しています。
令和4年度は6団体が本事業を活用し、子育て広場の設置・運営、親子で楽しむママフェスの実施、子育て講演会・ワークショップの開催などを行いました。
地域全体で子育て世帯を支える機運を高め、子育てに優しいまちづくりを推進するため、引き続き事業に取り組んでいきます。​

10子育て団体補助

ファミリーサポートセンターの運営に活用しました

四万十市では、子育ての援助をしてもらいたい保護者と、ボランティアとして一時的な預かりや保育所などへの送迎ができる地域の方を結ぶ「ファミリーサポートセンター事業」を令和元年7月から行っています。
令和4年度は、ファミリーサポートセンターの運営費にふるさと応援寄附金を活用し、令和5年3月末までに134名が会員登録しています。
今後も、保護者の方の急なお仕事や、子育ての合間のリフレッシュの際などにご利用いただけるよう、事業を実施していきます。​

13ファミサポ

放課後学びの場充実事業に活用しました

四万十市では、地域住民である「地域の先生」の協力のもと、放課後の空き教室等を活用し、子どもたちが安全で健やかに過ごせるよう放課後子ども教室を実施しています。
令和4年度はふるさと応援寄附金を活用して市内8小学校で事業を実施し、学習支援や工作などの体験プログラム等、工夫しながら行っていました。
今後も子ども達が放課後に安全に過ごし、心豊かで健やかに育まれる環境づくりを進めていきます。​

16放課後学びの場

ふるさとの産業を守り育む事業
内水面漁業振興対策事業に活用しました

四万十市では、水産資源の確保及び水産業の振興を図るため、令和4年度ふるさと応援寄付金を活用して、漁業協同組合が実施する稚アユの放流事業への支援を行いました。
稚アユ放流時は、環境学習の一環として地元の小学生を対象に放流体験をしてもらっています。
今後も、四万十川の魅力を多くの方に知ってもらい、四万十川流域の保全に繋げるとともに、放流体験を通じて子どもたちにアユや川の環境について理解を深めてもらえるよう、引き続き事業を推進していきます。

05内水面

商店街等の活性化事業に活用しました

四万十市では、商店街のにぎわいを創出し、中心市街地活性化の促進に寄与することを目的として、チャレンジショップを運営する商店街振興組合に対し事業に要する経費への補助を行っており、この事業にふるさと応援寄附金を活用させていただきました。
チャレンジショップ事業とは、商店街にある空き店舗に2店舗分のスペースを準備し、そこに商店の開業を希望する人に1年以内の期間でお試し出店を行ってもらう事業で、地元商店街振興組合や関係機関がチャレンジャーのサポートを行い、卒業後は商店街で商売を始めてもらうことを目標としています。
令和4年度は2名がこの事業を活用し、卒業後独立しました。今後も商店街のにぎわい創出と中心市街地の活性化に繋がるよう、引き続き取り組んでいきます。

07チャレンジショップ

四万十川漁業振興協議会負担金に活用しました

「四万十川漁業振興協議会」は、四万十市、四万十町及び管内の漁協等で構成され、四万十川の内水面漁業の振興を図ることを目的として活動しています。
令和4年度は、本市分の負担金にふるさと応援寄付金を活用し、協議会が市内河川の河床整備による調査・分析を行いました。
今後もアユやアオサノリ等の調査・研究をはじめ、河川環境改善に向けた調査・分析に引き続き取り組んでいきます。

08漁業振興協議会

「わさび栽培実証実験事業」に活用しました

四万十市では、新規作物の検討を行うため、平成29年度からわさび栽培実証実験事業を実施しています。
令和4年度についてもふるさと応援寄附金の一部をこの事業費に活用しており、令和3年2月、11月に定植を行った2作目のわさびは、概ね順調に生育しています。
今後は、引き続き品質向上に努めた栽培管理を実施するとともに、販路先の新規開拓などを検討していきます。

わさび

四万十農園あぐりっこ運営事業に活用しました

四万十市では、施設園芸の参入を促進するために、農業研修施設「四万十農園あぐりっこ」を運営しており、令和4年度はその運営費にふるさと応援寄附金を活用しました。
この施設では、トマトのポットファームシステムによる溶液栽培を導入し、情勢に合わせた栽培技術を研修生が学んでいます。
今後もトマトの収量と品質の向上に向けた栽培方法を研究し、施設園芸の技術向上及び普及に向けた取り組みを進めていきます。

あぐりっこ

ふるさとを災害から守る事業
自主防災組織の活動支援に活用しました

現在、四万十市内には166の自主防災組織が組織されており、防災訓練の実施や資機材の点検など、災害から地域を守るための取り組みを日頃から進めています。
令和4年度はその活動を支援するため、ふるさと応援寄附金を活用して、資機材購入や訓練実施に係る経費の支援を行いました。
今後も地域全体の防災力向上の後押しを図り、「災害に負けない四万十市」を目指していきます。​

11自主防災組織

避難所の環境整備に活用しました

四万十市では、大規模災害が発生した際の避難所での生活が少しでも快適になるよう、様々な資機材を整備しています。
令和4年度は、ふるさと応援寄附金を活用して、建物の外で避難生活を行うことを想定した屋外用テントや、寝袋、ベンチ・テーブルなどを整備し、それらを使用した避難運営訓練も実施しています。
今後も、各避難所への資機材整備を進めていきます。

14避難所整備

市長が必要と認める事業(市長にお任せ)
具同保育所の移転改築に活用しました

具同保育所は昭和50年7月に建築され、経年による機能・性能の劣化が著しいため、その抜本的な対策として移転改築を現在進めており、令和4年度はふるさと応援寄附金を活用し地質調査と土地造成工事を実施しました。
今後も、進捗状況に合わせ、保護者の皆様や地域の皆様に対し情報提供を行いながら、地域に愛され、子供たちが健やかに過ごすことができる施設となるよう、令和6年度中の開所を目指して整備を進めていきます。​

具同保育所