農業委員会による中村地域農業巡回視察
取材・撮影 2015/10/6

 農業委員会は、農地保全・農業振興の両面から、四万十市の農業の活性化と健全な農村社会の維持・発展に向けて 取り組んでいます。
 4月の委員改選で、委員26名のうち9名が新委員となっていることもあり、市内の農業の現状を知るため、 西土佐地域の農業委員による「農業巡回視察(中村地域)」を行いました。

○JA高知はた中村支所 選果場
 JA高知はた中村支所管内で農協に出荷される農産物は、すべてここで集荷されます。
 販売額ベースで取り扱いが多いのはオオバ、ショウガなど。
 この日はオオバとオクラの選果が行われていました。
 オオバは鮮度保持のため、空調が整備された別室で選果を行います。

○オオバ圃場(JA高知はた中村支所オオバ部会長、井上さん)
 中村選果場でもっとも販売額の大きいオオバ圃場として、部会長の井上さんの圃場を視察しました。
 オオバはほかの品目に比べ雇用人数が多いため、経営管理が大変です。
 井上さんにはオオバの栽培管理方法のほか、雇用管理の大変さ等を教えて頂きました。

○四万十農園あぐりっこ
 四万十農園あぐりっこは、新規就農者の育成や農業参入の促進のため、技術習得の場として設置された施設です。
 この日は、管理者である公益社団法人四万十市中村野菜価格安定基金協会の山本さんにお話をお伺いしました。
 現在四万十農園あぐりっこではトマト、ピーマンが栽培され、研修生はそれぞれの品目の栽培管理のしかたを学んでいます。
 この施設を卒業した方のほとんどは、市内各地域で就農することになります。

○ピーマン圃場(JA高知はた中村支所ピーマン部会長、祖父江さん)
 祖父江さんは、四万十農園あぐりっこを卒業後、秋田地区で就農した新規就農者です。
 就農4年目になり経営も安定化しているところです。
 光合成を促進する炭酸ガス発生装置や土中の環境改善のためのナノバブルなど、新たな管理技術について教えて頂きました。

 四万十市は広いため、農業委員さんが担当地域以外の地域の現状を把握するのは大変です。
 今回、主に西土佐地域の農業委員の方に中村地域を視察して頂きましたが、西土佐地域ではあまり営農されていない 品目の視察であったため、初めて目にするものもあり、勉強になったそうです。
 来月は、中村地域の農業委員による西土佐地域の巡回視察を行います。

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