★日本一暑い「四万十市」になりましたが・・・
 8/12 気象庁によると、国内観測史上最高の気温41.0度を記録。4日連続で40度以上となりました。
 そして「日本一暑い市」と言う称号をいただきましたが、雨が一向に降らない異常気象でした。 そして・・・良いことばかりではありませんでした。

★農作物が悲鳴を!!
 8/15農業委員にとっても、暑さと水不足で大変な中でしたが、地区の状況を報告してもらいました。 (農作物が大変なことに!!)
 そして、水不足の問題は「地域によって、作物によって」状況は様々でした。(速報は→農業課と共有)

★9/5定例会 農作物の猛暑被害について(状況報告)
 9月定例会は、西土佐ふれあいホールで開催しました。
 会場に着くと、目と鼻の先には41℃の観測所が見えます。「これがあの観測所かー!!」と、農業委員から大きな声が 上がりました。今年の夏は、農業委員にとって、それぞれに色んな思いがあるようです。
 今回は議案の後に、各地区の農作物に係る猛暑被害の状況「暑さ・水不足・台風が来て〜その後。」について、 情報交換しました。

☆山ア俊則委員(方の川・西ヶ方・下方地区:担当)

8/15速報
 簡易水道の水が無くなってしまい、役所からの分水をポリタンクに貯めて生活している。
 ユズ畑は駄目になりかけ。地区の農作物はオクラ、シシトウが多いが、雨不足で、萎れて枯れている。
 水稲では谷沿いは谷水で対応。奥の方は上で取ってしまったら困るので(水利権のこともあり)どうしても水不足になっている。
 広見川の近辺はポンプを使っているので、大丈夫と思われる。
9/5追加報告
 昨日の雨は自分たちの地区にとっては恵みの雨だった。
 簡易水道が出来て25年程になるが、今回のようなことは初めてだった。


☆谷ア容子委員(蕨岡地区:担当)


8/15速報
 雨が降らない。
 水稲・・・早稲は刈ってすんだ。(一等だったが、値段が安い)
 中稲は穂が出るか出ないかくらい。
 水が無くて悲鳴をあげている。(夕立でもいいので降ってほしい)
 川も干上がって水がないので、川から引く事も出来ない状況。
 今までに無いくらい水がない。中稲が主なので、死活問題になる。
 溜池からも水を引いているが、田が枯れているので、田んぼ全体に水がまわらない。
9/5追加報告
 蕨岡地区は中期の稲が多い。この稲では水が無く、枯れるという状態になっているものもある。 今では水の心配はなくなったが、中稲はこの20日位から収穫できる田があると聞いている。
 早稲は一等だったが、値段が安すぎる。
 うちの86歳の長老(おじいちゃん)が「こんな稲が枯れることは今までになかった。」と言っていた。


☆井上文一委員(下家地・中家地:担当)


8/15速報
 中家地で米は6反程でコシヒカリ、ヒノヒカリを作っているが、どうにか大丈夫。(堰→水路→田)
 畑ではイチゴの苗があるがどうにか谷水で補っている。
 自分は小ナスを主にやっているが、雨が少ないので例年のようなナスに艶がない。 しかし、小ナスは作付面積が比較的小さいのと、もともと川水をポンプで吸い上げておりこれでどうにかなっている。 (野菜は水利権がないので・・・)

 地区的にはシシトウは接木(つぎき)ではないためか・・半分くらい枯れている。

 ※13日と14日に「にわか雨」が降ったので、ほんの少しだけ潤った感じ。
9/5追加報告
 自分は水路管理で役員をしているが、水不足の時には末端の田に水が届かないので、一晩そこに集中的に水を入れるなど、 そういう対応をした。
 後の雨で潤ったし、稲はヒノヒカリなので、大丈夫ではないかと思う。
 自分のことではあるが今年はイチゴ苗をプランターに植えて対応しており、今年は毎日水掛をし、例年にない。 「いらん仕事ばっかりやってます!!」


☆中川美智代委員(藤ノ川地区:担当)


8/15速報
 米ナスを谷の水をポンプアップして育てている。13、14日の雨があり、ほっとしている。中村も雨が降ったかと思っていた。 稲は早稲を刈り取ったが、まだ一部残して、もう少し熟らせてから刈りとる予定。 近所では、いつもと変ったことはないと思う。
9/5追加報告
 暑い夏が過ぎ、ホッとしている。我家は山から猪が出てきて田んぼに入ったため、コシヒカリを青い内から刈った。 自分たちが食べる自家用なのでどうにかなったが、大変だった。
 残念なことに、8/27に樹齢900歳のモミの木が「メリメリ、ボキン。」と倒れた。雨も風もないのにどうしたことかと思って、 その木の本に行ったら、幹に大きな空洞が出来ていて、「これだったら倒れても無理もない。」と思った。 今まで倒れなかったことが不思議なくらいの空洞だった。

 新玉様のモミの木
 http://www.city.shimanto.lg.jp/kanko/i-menu01-3.html


☆尾ア駿一委員(東山地区:担当)


8/15速報
 水不足で芋類は全滅に近い。 稲が白くなった話しを聞いたが、今年は全般的に虫や病気も少ない。 (稲の乾燥は早い) 自分は早稲は平年並みの1等でとってもらった。中稲は水路の水が無く、谷川の水もない。田はひび割れている。川水(これも少なくなっている)を交代でくみ上げて対応している状況。 安並老人ホームの上の辺りは水に困っている。 兼山溝を使っている地域は大丈夫のようだ。
9/5追加報告
 私たちの地区は、昔は「シカムラ」と呼ばれていて、江戸時代(末期)に野中兼山と言う人が溝を作ってくれたので、それを「シカムラミゾ」と呼んでいる。
 今では竹島まで水路が後川左岸として、古津賀から竹島まで「シカムラミゾ」として管理している。そのおかげで早稲についてはほとんど問題なく終わっている。 安並地区は後川左岸、走川、八宗田川の3つの水でやっている。後川左岸については問題ないが、走川、八宗田川を使っている田の3〜4町のものが水不足となった。 これはほとんどが中稲のコシヒカリやニコマルであり、土がひび割れて、田に水が乗らない状態。とても苦労していた。 山手の芋、野菜は大変である。 今朝から、あちこちに猪が入ってきている。中稲はこの猪にやられた人がいるような状況。


☆東萬委員(富山担当)


8/15速報
 自分は水稲と野菜を作っている。野菜は日照りと水不足の関係でナスが枯れている。(この天候ではなかなか手入れが行き届かない) 水稲(場所:片魚ふれあい下)はヒノヒカリなので、もう穂が出かけている。谷田なので水は少ないが、それでも川水を上げてどうにかここまでになった。
 富山は10月に収穫するヒノヒカリが主で、それより収穫が若干遅いニコマルなどが植えられている。片魚の奥の地域は「水が干せだしてピンチだ。」との情報あり。 その他、酒米は穂がつき始めており、順調ではないか。 雨らしいものは降っていない!!
9/5追加報告
 自分のサトイモ芋は全滅であった。なかなか畑までは面倒が見れなかった。
 富山はヒノヒカリが主で10月上旬に収穫するが、いつも雨が多く水を切る作業が大変である。 富山総合整備事業が20〜30年程前にあり、飲料水や水稲等についても、大分良くなっている。この水路事業と最近の雨でこの暑い夏をどうにか越せている。 富山地域で作っている酒米「吟の夢」が今月中旬(20日前後)には稲刈りの予定。今年も美味しいお酒が出来ることを期待している。


☆他の報告については下記をご覧下さい


1.西土佐地域の報告

2.中村地域の報告

(事務局メモ)
 日本一暑い四万十市になりましたが、農作物にとっては大変な夏でした。 今回の水不足の問題については、地域差や、作物によっては状況が様々であることが分かり「四万十市は広いんだなぁ〜。」と実感しました。また、待ち望んだ雨が降ったかと思えば、今度は水源に溜まる砂利除けの作業に追われたりと・・・、農業の大変さと難しさを教えられた夏でした。

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