市では潜在する地域資源等を活かした地域活性化に取り組む集落を支援する「地域集落再生事業」を平成22年度から行ってきました。 

 そのモデル地区である西土佐中組地区の地域資源として発掘された「ふわふわとうふ」についての取り組みを紹介します。




 「ふわふわとうふ」とは、とうふを製造する過程において、にがりを入れた直後の、まだ完全に固まっていない、まさに"ふわふわ"の状態で食べるものです。
 中組地区では昔から食されてきたものですが、現在では地区の中でもその作り方を知っている人は少なくなっていたところ、地域集落再生事業で連携している高知大学生が、このふわふわとうふに注目したことがきっかけで、次の世代にもその製法が伝わりつつあります。

 そんな中、高知大学学園祭「黒潮祭」(昨年11月4日)でのテスト外販や、「第4回 西土佐産業祭」(昨年11月20日)での無料試食出店を行い、大勢の方々から好評を得ました。

 

(左写真:西土佐産業祭での無料配布)

【外販研修(実践編)】
 2月21日(火)、愛媛県松山市の大街道商店街で、西土佐の山問屋「山間屋」の協力のもと、約170人に無料試食配布を行いました。
 試食した人の約60%からアンケートを回収し、そのうちの約95%から「美味しい」と回答がありました。

【とうふづくり体験交流会】
 2月29日(水)、地域づくりを実践している黒潮町の「であいの郷蜷川」グループを招いて、体験交流会を実施しました。
 石臼で大豆を挽き、大きな釜でつくるふわふわとうふには、蜷川の皆さんも興味津々で、「とうふづくりを交流体験としてぜひ実施してください」と激励まで受けました。
 交流人口の増加につなげるために、今後もこのような活動を展開していく予定です。

【食1グランプリへの出店】
 3月31日(土)と4月1日(日)、JR高知駅前会場で開催された「土佐の食1グランプリ」に、中組絆の会が出店しました。

 初めての大舞台への出店のため、絆の会は、製造スケジュールや商品の完成度を上げるために話し合いを何度も重ね、緊張しながら出店の日を迎えました。
 当日のスタッフの中には、2年間の大学連携事業等で中組に愛着を持ってくれた学生たちの応援もありました。

 会場では強豪ぞろいの20ものテントが立ち並び、「本当に売れるんだろうか」という不安もありましたが、「ふわふわできてたで〜す!」という学生たちの呼び声や、「食べにきてください!」と配るチラシに誘われて、テントの前には行列ができました。

 1日目には271杯、2日目は410杯の、合わせて681杯を販売しました!

 1日に200杯以上をつくったのは初めてで、さらに連日販売で行列もできるほどの忙しさでしたが、絆の会のメンバーは、見事なチームワークで一生懸命に心を込めてつくったので、お客さんにも喜んでもらえました。

 土佐のご当地グルメを決めるこのイベントで、惜しくも上位入賞は逃しましたが、入賞以上の手応えと達成感を得ることができました。

 中組集落で発掘された地域資源の「とうふの食文化」。まずは学校給食へのとうふ供給を計画しており、今後は安定的な「小さな経済」の創出の一つとして、商品化展開なども視野に取り組んでいく予定です。
【問い合わせ先】
 西土佐総合支所 地域企画課 地域振興係 пD0880-52-1111

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