1月20日(木)、市立中央公民館でアユ報告会(第5回 四万十市・高知大学連携事業 報告会)が開催され、市民、漁業関係者、行政関係者など約80名の参加がありました。

 西日本科学技術研究所 四万十研究室の東健作室長から「四万十川河口域におけるアユ仔稚魚の分布と成長」、同水環境研究室の和吾郎室長から「四万十川汽水域における栄養塩の分布とスジアオノリとの関連」という演題でそれぞれ研究報告がありました。


 東室長は平成20・21年度のアユの稚魚の分布や生育状況などを調査したデータを分析した結果、平成20年11月の産卵場は約4700平方メートルで、平成21年11月はやや上流部に広がり約1万1400平方メートルあった。孵化日は平成20年度は11月〜12月末が中心だったが、平成21年度は11月下旬〜1月中旬と遅く、11月生まれの多くのアユが育たなかった可能性が指摘されました。

 和室長は平成20・21年にスジアオノリが生育する汽水域の水質や水温、窒素とリンの濃度などを調べており、順調に生育した平成20年度に比べ、不作であった平成21年度ではリン濃度が半減しており、緑色が薄くなったと説明がありました。

 その後の質疑応答の時間では、参加者から積極的な意見提案がなされました。アユ報告会は今回初めてであり、参加者にとってもたいへん有意義なものになりました。

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