3月28日(日)、トンボ自然公園リニューアルイベントが開催されました。

世界初のトンボ保護区として維持拡張されてきたトンボ自然公園。当公園は国内約210種のトンボのうち、76種が確認されており、周辺50ヘクタールでの種類密度は全国一といわれている。当市では、「トンボと自然を考える会」と共に、その存在価値を更に高めながら、より魅力的な空間の創造に向け昨年夏よりリニューアルを行ってきました。そしてこの度、トンボと自然を考える会の主催でリニューアル記念イベントを開催しました 。
取材・撮影:2010/3/28


◇◇◇ まずは新しくなった「トンボ自然公園」「四万十川学遊館あきついお」の紹介です ◇◇◇
〜こんなこと、あんなことができるようになりました〜


自然観察を存分に満喫してもらえるよう、自然保護に最大限配慮しつつ、安全で歩きやすい観察道としました。

藤棚の新設や砂利敷きスペースを芝生にするなど訪れた方たちが、ゆっくりくつろげる空間を確保しました。

 


学遊館中庭のビオトープは、トンボが産卵のために飛来する大切な空間です。今回、大小3つの池を整備し、その周りにはフジバカマや樹木を植えるなど自然に近い形に再生しました。

 


館内にはQRコードが設置されました。読み取れば「トンボ王国づくり」の裏話などの情報が入手できるとか・・・。


◇◇◇ リニューアル記念イベント ◇◇◇

まずは参加者約50人が、ハナショウブ約600株(約40種類)を植栽しました。園内には、すでに約1万株のハナショウブが植栽されていますが、今回の植栽はリニューアルの一環として計画されました。この日植えられたものの一部は、早速この5〜6月から花が楽しめるそうです。
 

昼食は会員のボランティアにより、おにぎりやセリの白和え、ノビルの酢味噌和え、ツワの佃煮など日本古来の野草を食材としたメニューなどが用意されました。参加者らは、普段食べ慣れない食材に最初は戸惑っていましたが、気に入ったものを見つけると何度もおかわりしていました。
 

午後からは、生き物探しゲームが行われました。このゲームは、レベル1から5までのカードの中から好きな生き物を選びレベル1から順番に3人一組で探して捕まえます。レベルが上がるほど見つけにくい生き物となっており、30分の制限時間内にレベル5までの生き物をすべて先に捕まえたチームが優勝となります。参加者らは、ウシガエルとトノサマガエル、ザリガニとヌマエビを間違えるなど大苦戦していました。この日の優勝者は「子供探検隊チーム」(左下の写真)です。レベル1ではアリ、2ではアメンボ、3ではカタツムリ、4ではモンシロチョウを次々とゲットし、最後のレベル5ではアマガエルに挑戦しましたが時間切れとなってしまったようです。しかし、嬉しい優勝賞品はしっかりゲットしました。おめでとうございます。


◇◇◇ 取材の途中に「タベサナエ(メス)」の羽化をカメラに収めることができました ◇◇◇
〜トンボ自然公園ならではの体験に取材担当も感動!〜


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ハナショウブの記念植栽も終わりに近づいた頃、数人の参加者が園内の池の一点に集中しています。何が起こったのか覗き込んでみるとトンボが羽化しているとのことです。トンボの名はタベサナエ。このタベサナエは四万十川中・下流に生息しており、トンボの中では最も早く羽化するトンボで、これから羽化が本格化するとのことです。
体が硬くなるのを待っているのか半身出てきてしばらく動きません(上の写真)でしたが、30分位あとに覗いてみると全身出ていました。(下の写真)残念ながら羽を広げて飛び立つ瞬間には取材の都合上、立ち会うことができませんでした。

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