11月1日(日)四万十川河川敷お祭り広場で風人(かじぴとぅ)の祭が開催されました。

=風人の意味=
「かじぴとぅ」の発音は沖縄・西表島の方言で、思いをもつ人、自然と共に生きる人という意味(=西表島出身の山下正雄さんが提案)

取材・撮影:2009/11/1


 

 この祭は、子供からお年寄りまで、すべての人々が、楽しく参加できる音楽祭を目指し、1999年、南ぬ風人まーちゃんバンド(本名:山下正雄さん)の呼びかけで始まりました。今では、全国36ヶ所で行われ、高知県では昨年に引き続き当市で2回目の開催となります。

 

 

 

 当日は、時折強い雨が降るあいにくの天気となりましたが、沖縄三線などの珍しい楽器演奏を交えた唄、踊りなどが次々と披露され、また、ステージの周りでは四万十テイスト、沖縄テイストなどの露店も開かれ、お客さんの「心」も「お腹」も満たしてくれました。


 また、市内の保育士さん(ボランティア)によるミニ託児所も設置されており、家族連れで来られた方も大満足の様子でした。この赤ちゃんも祭りに初参加。ステージにつられてぎこちないダンスを披露してくれました。

 さて、取材しているうちにこの祭の「力」「すごさ」「らしさ」というものを次第に意識するようになりました。

 悪天候の中、いつの間にか大小様々な傘が乱舞しています。子供も大人もステージに夢中です。

 

 そして、テントの下ではお年寄りも楽しそうに手を叩いています。

 まさに老若男女を問わず、すべての人々が楽しめる空間ができていました。



 フィナーレを目前とした「南ぬ風人まーちゃんバンド」の演奏、唄ではついに各露店でもこの様です。

 そんな中、ずっと各ブースを飛び回り、時折スタッフと小声で話している男性(スタッフのネームプレートはつけていない)が気になりましたので取材をお願いしてみました。



宮良用正(みやら ようせい)さん。
もうすぐ30歳。沖縄県西表島出身。現在は愛知県に在住。

  やはりこの方が「風人の祭・高知実行委員」の代表者です。数年前、四万十市を旅行中、屋形船を初体験。その時、「どうしてもこの四万十川、この赤鉄橋下で、この祭をやりたい」と決意したそうです。思ったことは即実行。その後、10名の地元有志の方々で構成する実行委員会をはじめボランティアスタッフの協力のお陰で実現できたそうです。『今回のサブタイトル「四万十川のほとりにあるもの」。四万十市の方も是非再発見してほしい。そのためには外から人を呼ぶことが大切。その「きっかけづくり」になれば。』と祭の趣旨を熱く語ってくれました。そしてなんと、来年には四万十市へ移住されるそうです。その時には、外から見た「四万十川のほとりにあるもの」をたくさん私たちに教えてくれるでしょう。

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