7月26日(土)、中央公民館で考古学講座が行われました。

取材・撮影:2008/7/26


 3年前から毎年行われている考古学講座は、高知県埋蔵文化財センターと市の教育委員会の共催で行われています。

 市には独特の遺跡が数多くあり、それらの遺跡の発掘・調査により判明した事を、地元の人たちに伝えたいという思いから考古学講座を始めたとの事です。


 講師は高知県埋蔵文化財センター専門調査員の前田光雄さん。この日は南四国の縄文時代について話をしていただきました。

 市内や県内にある遺跡の調査や発掘の内容など、さまざまな体験談を交えながらの話に、受講者はメモを取りながら熱心に聞いていました。

 写真で手に持っているものは、前田さんが作った縄文土器のレプリカです。考古学を研究している人は、発掘した欠片を元に、自分で土器を作る事も多いそうです。

 他にも、石器によく用いられていた黒曜石も持ってきてくださいました。この黒曜石は北海道の十勝地方で採れるため「十勝産」と呼ばれ、長野県以北で良く見つかるものです。

 高知県で出土する黒曜石は九州の「大分産」がほとんどで、十勝産とは色や透明度などが明らかに異なるそうです。

 この日は、市内の発掘調査で出土した品も展示され、縄文時代だけでなく、弥生時代、古墳時代の品も並べられていました。

 丸い穴の空いた土器など、色々な形をした出土品に受講者は興味津々で、担当者に質問して説明を受けていました。

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