平成16年9月10日(金) 具同小学校五年生の児童77人が、総合学習の一環として、障害者と高齢者体験の授業を受けました。
 私(国際交流員丁イア)と研修員の王恵君はこの学習の取材をしてきました。

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取材:撮影 2004/9/10


 五年生は三つのグループに分かれて、ブラインドウォーク、車いす、高齢者体験をしました。この写真はブラインドウォークを体験する前のシーンです。カメラの前で、可愛らしい笑顔と「V」ポーズをしてくれました。(丁)

 体育館の前の廊下です。生徒達はペアを組み、一人は目隠しをつけて、もう一人は道の案内役です。廊下を一往復しますが、行きは説明無しで、帰りは説明有りで歩くようにとのルール。これはお互いに手を繋いで、説明無しで歩く場面です。目隠しをしている子は戸惑いながら、とても不安そうに歩いていますが、案内役はマイペースで歩いている人もいますし、心配そうに案内している人もいます。(丁)

 

ブラインドウォーク

 これは案内役が道を説明しながら歩く場面です。案内役は責任感がありそうですね。(丁)

 先生は後ろでしっかりと見守っています。 (丁)

 ブラインドウォークを体験した後、先生は生徒に感想を聞きました。「怖い」「面白い」「柱にぶつかった」といろんな感想が出ました。
 それから、先生はこの体験の目的について、「この体験によって目の不自由な方の気持と不便さが分かりましたね。介助する時には、安心させ、信頼してもらうように努力することが大事です。」と説明しました。 (丁)

 次は、足が不自由で毎日車椅子に乗る障害者の生活を体験する授業です。
 三分の一の生徒達が車椅子に乗ったことあるということにびっくりしました。

 折り畳みの車椅子の使い方について、先生から説明を受け、いよいよ体験が始まります。

 まず、車椅子に乗り、床にある障害物を回って帰ってくる体験です。

 車輪を懸命に操りますが、なかなか思い通りにはいかないようです。とはいえ、生徒達は楽しそうに車椅子を運転して、最後は上手にゴールにつきました。(王)

車椅子

 


 次は、二人一組で段差や坂道の体験です。

 一人が車椅子に乗り、もう一人がその車椅子を後ろから押して進みます。

 段差などの障害物があるときは、車椅子の下にある伸びる部分を踏んで、車椅子の前輪を上げて斜めにすると、スムーズに通ることができました。

 私も一回体験させてもらいました。方法を身につければ難しくないですが、毎日車椅子に乗らなければならない障害者の生活は、たった数分間乗るだけの体験者には想像できないくらい大変なことだろうと思いました。 (王)


 次は高齢者体験です。

 生徒達は先生の手伝いで、腕と足にベルトを巻き、重いかばんを胸の前に背負い、軍手をし、耳栓を付け、色眼鏡をかけてお年寄りに変身しました。そして、おじいちゃん、おばあちゃんに変身した生徒は次の試練を受けました。(王)


 年寄りの買い物する時の不便さを体験しました。
 まずは、紙で作った品物を買って、その代金を支払う動作を体験します。

 品物を買って、レジでお金を払うなんて普段深く考えさえもしない簡単なことですが、手と足が重くなってうまく動かなかったり、目がぼんやりして金額がはっきり見えなかったり、手が思うように動かずコインを取れなくなったりという状態の生徒達にとっては、かなり難しかったようです。(王)

 「色眼鏡をかけたら、1円と100円が区別しにくい」という指導の先生の言葉どおり、1円と100円がなかなか区別できません。
 落ちたコインもなかなか拾うことができません。

 車椅子に乗った時楽しそうにはしゃいでいた生徒達はいつの間にか、静かになって、真剣に目の前のコインを数え始めるようになりました。おじいちゃん、おばあちゃんの不便さを本当に理解したのだろうと思います。(王)

買物


 次は、高齢者の色識別と瓶開けの体験です。

 お年寄りは色の識別がしにくいんだと指導の先生の説明。
 生徒達は確かに青と黒、茶色とオレンジ色などに戸惑いました。でも、戸惑わずに識別した子もいました。この特別な色眼鏡も、やはり若さには勝てないですね。

 瓶開けはみんな思うように開けられませんでした。なんとか開けてからも、軍手をしている手で、中の飴を取るのも、飴の皮を剥ぐのも難しかったようです。

 生徒達はこの体験でお年寄りの不便さが一層分かって、お年寄りとの触れ合いについても勉強になったでしょうね。(丁)

色の識別・瓶開け


写真をご覧いただけます。

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