古津賀遺跡群発掘調査

 2003年9月に紹介した、古津賀の遺跡群の発掘調査。今その出土品の整理作業が行われています。

 左はその出土品で甕(カメ)の一部です。赤色の顔料が塗られているのが分かります。このような土器は九州地方で作られたものですが、その詳しい地域についてはこれから調査が行われます。

取材:2004/8/13

問合せ
市教育委員会生涯学習課
TEL 0880-34-7311


 これが作業場所風景です。ここで地道な作業が毎日行われています。

 どんな作業か簡単に紹介します。

 まずは出土品を一点一点水洗いし土を落とします。このとき図化できるものとできないものとを区別して、報告書に載せるものと載せないもののグループに分けます。


 報告書に載せるグループのうち、形を補うことで形状が安定したり、わかりやすくなるものを復元していきます。
 足らない部分もあるので、その部分は石膏で補って復元していきます。

 これはつぼのようですね。

 

 でも裏からみるとこんな形にポッカリ穴が開いています。 どうも裏側の部分は出土しなかったようです。

 右の写真がこの土器が出土した時の状況です。


 復元された土器は、左の写真のようなものさしで寸法を測り、正確に図化していきます。

 写真の土器はボールのように見えますが、裏にくぼみが作られていて、おまつりに使う道具のひとつだったようです。


 左が出来上がった図面です。写真をクリックすると拡大写真が見られます。

 このような作業を一つ一つ行い、最終的に報告書が出来上がります。来年度には報告書がまとまる予定です。

 「中村市の文化財」

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