車イス専用駐車場にとめないで!
−東中筋中学校の取り組み−

 2月20日(金)具同の量販店前において、東中筋中学校3年生の生徒13人が車イス専用駐車場の利用について呼びかけを行いました。


 東中筋中学校では、1年生時に障害者についての授業を行い、2年生で体験学習、3年生で自分たちで考えた方法で啓発活動を行うという人権学習を行っています。この日行った啓発活動は、昨年に引き続いて量販店前でチラシを配布しながら市民への呼びかけを行うというものでしたが、これは「活動を続けることで効果があるのではないか」という考えからでした。


 この日生徒たちが、呼びかけをした内容です。

車イス専用駐車場が、玄関に近くて広いのは、車イスを利用している人や、障害者の方々が、車からの乗り降りがしやすく、移動しやすいように作られているからです。
そこで、専用駐車場にとめると、車イスを利用している人や、障害者の方々の乗り降りが不便になり、とても苦労します。
だから、こんでいる日でも、車イスを利用している人や、障害者の方々の事を考えて専用駐車場にとめないでください!



 参加した生徒は「実際に車イス体験をして,車イスの方の大変さや一人ではむずかしいことの多さを実感した。自分は専用駐車場への駐車は絶対にしないが、自分たちの学んだことを一人でも多くの人に呼びかけることによって、みんなにも協力してもらいたい」と話していました。


 活動を見た人からは「健常者が駐車しているのを目にして、私も腹が立つ」と呼びかけに賛同してくれる人や「素晴らしい活動をしてるね。がんばって」と励ましの声をかけてくれる人もいました。
 しかし、この呼びかけを行っている最中でさえ、専用スペースに駐車をする人がいるのです。なぜ駐車するのかうかがうと「すぐにでるから」とか「別に」という答えが返ってきました。その根底に「自分さえよければいい」という考えがありませんか。
  この機会にみんなで考えてみてください。なぜ車イス専用駐車場は出入り口近くにあるのか、なぜ広いスペースをとってあるのか。そのスペースが空いているのは体の不自由な方のためなのです。
 この日、生徒たちが配布したチラシは500枚。純粋な生徒たちの心からの呼びかけが市民みんなの心に届いてほしい。そう心から願います。

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