2003年11月30日(土)〜12月2日(月)にかけて、中村市観光モニターツアー”日本最後の清流「秋・四万十写真の旅」”が行われました。

タイトル写真:稲葉修

企画:中村市
主催:朝日旅行会
受託団体:幡多広域観光推進連絡協議会

 このツアーは、冬の観光客誘致の一環として四万十川に潜在する観光的資源と魅力を掘り起こし、今後の閑散期の集客対策につなげることを目的に行われたものです。
 今回は、「食」と「写真」を組み合わせたツアーです。

 このツアーは、関西地区で参加者を募集し、男性11名、女性12名の計23名が参加されました。

 それでは、「食」と「写真」のモニターツアーをご紹介します。


 中村に到着した一行は、まず「四万十いやしの里」に向かいました。

 ここでは一行は、今回のツアーの説明を受けたあと、早速四万十の「食」を堪能しました。


 昼食後は、「四万十川学遊館」に向かい、館内の説明を受けました。トンボフォトコンテストも同時開催中であったのでツアー参加者も真剣に見られていました。

 翌日予定されている、トンボ自然公園での撮影についての質問も出るなど、皆さんなかなか積極的です。

 今回のツアーには、東京都在住のフォトグラファー、大塚高雄氏が講師として同行しています。


 夕食は屋形船(遊覧船)で中村市の新名物料理"薬膳料理"をアレ
ンジした「四万十薬菜弁当」を頂きました。
 料理の説明や、遊覧船からのお土産に、皆さん喜ばれていました。

 乗船前、夕日が美しかったことから、急遽撮影会が始まるというハプニングもありました。

【夕日写真】


 ここまで「食」で攻めてきましたが、いよいよ「写真」の登場です。
 まずは、「火振り漁」の撮影です。

 屋形船から下船後、川原にて撮影会が開始されました。
 この様な漁の撮影は初めてで、いきなり難しい撮影です。緊張して、何度も先生に撮影の仕方を教わる方がいるなど、いきなりハードな撮影会となりました。

 漁の方はスズキ・キビレ・ボラなどが掛かり思っていた以上に魚が捕れ、その様子も撮影されていました。

【火振り漁写真】



 ツアー2日目。この日は早朝から「落ち鮎漁」の撮影です。

 早朝5:40過ぎからホテルを出発し、暗闇の中歩いて撮影ポイントに着きました。
  前日からの大雨の影響で、川は増水し濁りが残っており、撮影するには良い状態ではありませんでした。
 漁の方も影響を受け鮎が掛かっている様子はほとんどありませんでした。船や釣り人も対岸に寄ってしまい、さらに朝日も期待できず、今回の撮影の一番のメインが、空と同様に曇ってしまいました。
 しかし、皆さんこの様な漁は見たことが無いようで、諦めずシャッターを切っていました。

【落ち鮎漁写真】


 この日の朝食は、大川筋地域振興組合の方々が、地元の食材を使った料理を用意してくれました。

 竹の箸や器に食材を盛り、おむすび、ツガニ汁、ゴリの卵とじ、筍の炒め物、手長えびの塩焼きなど、盛りだくさんのメニューでもてなし、皆さんも喜ばれお腹いっぱい食されていました。
 川えびやツガニまで、写真に撮っていた方もおられました。

【朝食写真】


 トンボ自然公園の撮影

 日中は暖かく、その影響もあって色々なトンボが姿を見せ、そのトンボや植物を被写体に、先程の望遠レンズから接写レンズに変えて、皆さん思い思いに撮影していました。
 朝早くから行動していたにも関わらず、皆さん疲れた様子も見せません。

【トンボ自然公園写真】


 四万十川河口付近の撮影

 初めてのしらす漁撮影は夜の撮影になるので、急遽昼間に下見撮影する事となりました。ここでも参加者は熱心に撮影をされ大塚講師にも積極的に質問をされていました。
 皆さん四万十川の河口を初めて目にされ感動されていました。

【四万十川河口写真】



 四万十川勝間沈下橋の撮影

 勝間沈下橋に行きましたが、日が陰ってしまい撮影状態としては残念な形となりました。
 しかし、ここでは先生を囲んでの記念撮影や、沈下橋を歩く2人のモデルが急遽登場し、現場はおおいに賑わいました。

【勝間沈下橋付近写真】


 四万十川久保川地区付近の撮影

 沈下橋の撮影後、上流にての撮影でしたが、こちらは川の上流側は陰っているものの、下流側は太陽の日差しが川の表面を照らし四万十川らしい美しい景観が見られました。

【四万十川久保川地区付近写真】


 ツアー参加者が自分の作品を持ち込んでの講評会も行われました。
 大塚講師によると、皆さん上手で、中には自分でも撮れないような作品もあったそうです。
 講評会も好評に尽き、最後まで熱心に質問をされていました。
 講評会の前には、中村市よりツアー参加者全員に、大川筋地区名産の「まゆうちわ」とフォトスタンドがプレゼントされました。

 この夜は、四万十鍋(薬膳料理)を頂きました。
 二晩続けての薬膳料理でしたが、皆さん大変満足していただきました。


 シラス漁撮影

 シラス漁にはビデオ撮影の方々は参加されませんでしたが、写真撮影の方々は昼間に下見撮影をしていましたので、現場での混乱はありませんでした。皆さんシラス漁という漁がどのようにして行われているのかが解らず撮影の仕方を大塚講師に教わっていました。
 皆さん朝早くから夜遅くまで撮影が続き疲れていると思いきや星の撮影もしたい言われる方もおられました。

【シラス漁写真】


 ツアー最終日の朝

 最終日もまた夜明け前からの活動です。
 訪れたのは「下田地区」。ここから朝日の撮影会が行われました。

 「こんな朝日は見たことが無い」と殆どの方が口を揃えるほど美しい朝日でした。

【朝日写真】


 一行は、中村市を後に四万十川を登り、西土佐村の口屋内で沈下橋の撮影を行いました。
 勝間沈下橋でのリベンジもあり、皆さん熱中し過ぎて時間をオーバーするほどでした。

【口屋内付近写真】

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