2003年8月9日午前6時頃、台風10号通過後の四万十川の姿である。

 日本最後の清流として有名な四万十川、しかしその清流は、時に暴れ川となり、多くの災害をもたらしてきた川でもある。

 今回の台風10号での四万十川の水位は、写真の四万十川橋付近では、9日AM1時〜AM2時の間が最高で、写真より約1mほど高い水位であった。
※国土交通省データによる。


 11日午前の写真。

 この時点でもまだ水量は多く、台風前と比較して約1mほど水位は高い状態である。


 同じく四万十川橋を上流側から見た写真。

 上が9日、下が11日。

 通常無意味なほどに広大に思える四万十川の河川敷の意味を、改めて思い知らされる光景である。
 


 四万十川橋から6kmほど上流の地点。

 このあたりから人口の堤防はなくなり、自然のままの河岸となる。


 観光地として有名な「佐田の沈下橋」。

 その名のとおり完全に水没しており、この水位では橋がどこにあるのかさえ分からなくなっている。

 下の写真が通常の水位での「佐田の沈下橋」。欄干のないこの橋の姿が「必然」であることが、一連の写真を見ることで実感できる。

 最下の写真は増水時の沈下橋の上の水面である。橋の形に大きく波が立つことから、かろうじてこの下に沈下橋の存在を確認できる。


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