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フジ属の近緑種にはナツフジ属(マメ科)とコマツナギ属(マメ科)があります。
ナツフジ属は熱帯から温暖にかけて広く分布しており、約50種が知られています。大部分は常緑のつる性植物ですが、北限種のナツフジは、落葉性で、伊豆半島以西の温かい地方に自生が見られますが、ほとんど栽培されてはいません。
ムラサキナツフジ(サッコウフジ、サツマサッコウフジ)は、奄美群島以南から、台湾までに自生が見られます。矮性品種のサツマサッコウフジは盆栽に仕立てられて、なじみの深い植物です。花房は短く、クズに似たような花で、7〜9月頃に開花しますが、東京附近では、戸外での越冬は難しいようです。
コマツナギ属は約350種の大世帯です。この中でなじみのあるのはニワフジ(イワフジ)で、日本では東海地方以西に自生しています。花は濃桃色で、6月ごろに開花します。まれに白花も見られます。
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