広報しまんとコラム 「人が人らしく」  平成27年7月号 

★人権さまざま★ 123

 

(26) モラル・ハラスメント
(モラハラ)、個人が考えている常識やモラルを、他人の意志に反してむりやり押しつけて強要することです。

(27) ラブ・ハラスメント
(ラブハラ)、自分だけでなく他人の恋愛や性・異性に関することを公開したり嫌がらせをしたりすることです。

(28) リストラ・ハラスメント
 会社・職場でリストラの対象者に嫌がらせをすること。

(29) レイチェル・ハラスメント
 人種的差別に繋がる言動をすること

(30) レリジャス・ハラスメント
 (レリハラ)、宗教関係者から受ける苦痛の言動です。イスラムに於けるテロ事件、古くにはわが国でもオウム真理教の殺人事件など宗教に名を借りたテロ事件の張本人といえるでしょう。寛容のない凝り固まった宗教観が起こした事件は数限りなくあるようです。

 ※三回にわたってハラスメント30種を紹介させて頂きました。 (どのようなご感想をもたれたでしょうか。)

 当然ながら昔からゼッタイにダメだといわれている事柄も、ハラスメントだと再確認させられました。また、今までなら、普通のことだとして見過ごしてきた言動も、新しい迷惑行為だとして付け加えられています。ものごとによってはそれは犯罪だ、とされてしまうようなこともあり、驚いた方もいられるのではないでしょうか。

「そればぁぐらいかまんろうが」と、つい言いたくなりそうですが、今の時代は許してはもらえません。中には戸惑う人もいるだろうと想像されます。

 新しい事柄の全てが"善"であるとはいえないかもしれませんが、社会の移り変わりに即応したエチケットの大切さを教えられています。つまり、人と人との関係も、甘えたり拗ねたりする前に、しっかりとした学習を必要とする時代だ、といえるのではないでしょうか。

 昔ながらのマナー、モラル、ルールも、自己の体験だけではまちがいます。知らざったけん許せでは済まされません。

 日々の暮らしの中で、人権への目配りや心配りを怠らず、互いの心を高め合うことを、老いも若きも問われている時代だとの認識で、生きていくことを、心から願っています。

 
   四万十市人権啓発講師   
         山本 衞
 

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